『デキる社長のための人間力向上レッスン』主宰
社長のためのコミュニケーション・マスター川西未来子
こんな質問を受けました。
上司が部下に仕事を頼んだ時
部下がイヤな顔をした
価値観を伝えたい時という事例の記事を書いた時に
◆仕事の頼まれごとは試されごと?!
こんな質問を受けました!
(有難うございます)
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上司よりも部下の方が知識経験がある場合は
どうなのでしょう?!
例えば
上司は経理部長ですが
他部門からきて専門知識はなく
部下は専門知識も経験がある場合
などはどうなんでしょうか?
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についてです。
この質問は前回の記事で
部下が新人か、
経験的に未熟であることが
前提のように見えるからですね。
これを尋ねられるということは
相手によって言葉を変えないといけない
(目上を敬うなと言っていません)
言ったことは相手が受入れらるような
言葉選びをしないといけない(説得)
と、考えているからかも知れません。
私が提供するコミュニケーションは
人に動いてもらうのに基本説得はしません。
説得ではなく協力してもらうのです。
人は誰でも今必要ないと思うことはイヤです。
これを外部コントロールを嫌うと言います。
じゃあ、どう考えて伝えるのか!
上司「これ今日中に仕上げてくれ」
(こんな急なこと言うのかは不明)
部下「ムリですよ。何考えているんですか?」
まずどっちが困ってる?
部下なので、まずは聴きます。
上司「だよな。急に言われてもムリだよな」
今度はどっちが困ってる?
上司ですよね。
(自分はその仕事ができないからです)
ならば『困った時のIメッセージ』で言います。
上司「君に断られると困ったなぁ~
仕事の受け方も問題なんだけど。。。
今はクライアントからの信用をなくすは
もっと困るんだよ」
部下「でも。。。。」
上司「でもか・・・そこをなんとか
手伝えるところは手伝うから
何とか協力してもらえないか」
部下「しょうがないですね~今回だけですよ」
と仕事の意味と目的を告げて協力してもらうのです。
まあでも、
あきらかに上司の仕事の取り方に
問題があると思いますし
クライアントにも急がれても困る旨を
説明しないといけません。
クライアントへも言うべきことは言わないと
もし出来上がらなければ
もっと信用をなくしますよね。
急いで仕上げて
クオリティーも下がるかも知れません。
上司の上司に言われたのかどうかは分かりませんが
どちらにしても誰にでもいい顔をする仕事は
いい仕事になりにくいと思うのです。
言うべきことを言うのは
相手を指摘したり
攻撃するということではありません。
どんな仕事をしたくて
今はどう困る状況なのかを伝える
ということです。
あなたは誰にでもいい顔をして
信用をなくしていませんか?
たぶん上司は
素直なメッセージが伝えられなくて
怒る人の方が多いかも知れません。
怒って強制すると
デキる部下を失うことにもなりますよ。
上に立てば立つほど心を整え
伝わるコミュニケーションをする必要がありますね。
この場合、リーダーシップとは何か。
という問題も含んでいそうです。
次回はリーダーシップについての記事にしてみましょう(^-^)/
セミナー案内はしばらくお待ちください。
■志命及びコンセプト
「社長が真に自信を持ち、コミュニケーション力をつけること。
それが豊かで幸せな世の中の原点である」
私は社長が本当の意味で、
人間力を培い、自立することで、自信をつけること。
それが豊かで幸福な世の中につながるという信念を持っています。
『デキる社長のための人間力向上レッスン』主宰
社長のためのコミュニケーション・マスター川西未来子