色はどうしていいのか?
何に対して、どうしていいのか という定義もいりますね。
色を知ると 自分らしく生きられる
色を知ると 自分のことや人のこともわかってくる
色を知ると 楽しいし生活が豊かになる
どうしてでしょう?
理由は様々ですがその中のひとつに
色を視るというメカニズムに秘密はあるように思います。
以前に色を視るための三つの条件を説明しました。
光 物 目 この三つです。
検定試験ではここまでの情報で十分なのですが、
私は ここまででは不十分だと思っています。
色彩が心理的にも影響があることを
どうして影響を及ぼすのか?
その説明が不十分でできないからです。
色彩は生理的な変化も及ばします。
血圧や脈拍や呼吸が上がったり下がったり
筋肉の緊張や発汗量が増えたり減ったりします。
どうしてそのようなことが起こるのか?
それは色を目ではなく脳で視ているからです。
近年、五感を刺激することが『こころ』にも『からだ』にも良い
ということがわかってきました。
アロマの効果がそうですね。
嗅覚はダイレクト(脳の中心部分)に脳を刺激します。
色はそのダイレクトな部分を通り過ぎ
頭の後頭部に位置する視覚野に到達してから
側頭葉や前頭葉など40数種の場所に電気信号が送らて
初めて視ることができます。
いろんな部分の脳を刺激することができるのです。
体に影響があるのは 脳の中心部分を刺激するから
色彩の心理的効果は記憶という部分を刺激するから
コミュニケーションに効果があるのは前頭葉を刺激するから
これらの効果は色のほんの一部です。
色はどうして見えるのか?
色はどうして人間にいいのか?
その問いの答えが欲しくて20数年
ずっと探し続けているともいえます。
止められませんよ。。。。色の世界は
今日も楽美な一日を送れますように