
トゥインゴの、オーディオの音がおかしい件の続きである。
ドアスピーカーのスピーカーグリルを取り外してみたら、ウレタン製エッジがボロボロになって破れているのを発見。
スピーカーエッジの張替えという手もあるにはあるが、そんな手間をかけるような逸品でもないので、交換することにした。
手元にあった在庫品を確認してみたが、残念なことにどれも径が大きすぎて合わない。

もしかしてと思って、部品取り車のBXのを調べてみると、ほぼ同じ大きさだった。

取り外してみると、こちらは同軸型フルレンジのようだ。
ウーハーの内側にトゥイーターが配置されている。

背面の端子部にはトゥイーター用のネットワークコンデンサがついている。
日本メーカーのJVC製の物で、造りがしっかりしているし、マグネットもかなり大きめの物がついているので、元のよりいい音がするはずである。

トゥインゴでは、トゥイーターがダッシュ上面についているので、ドアスピーカーは普通のウーハーで良い。
そこで、ハンダごてでトゥイーター用配線をはずし、作動しないように改造。
また、車両からの接続端子が特殊だったので、ホームセンターで買ってきた一般的な物に交換。
仮接続して試すと、音が出た。

次に、同じくホームセンターで買ってきたクッション材をスピーカー背面の周囲に貼り付け、取り付けた。
隙間があるとそこから空気が漏れるので、良くないからである。

助手席側が終わったら、運転席側も同様に交換。
取り付けが終わったら試聴だ。
小音量では問題なく、大音量にしても「音がビビる」ことはなく、とてもいい音がした。

早速、お気に入りのCDをかけて、試運転に向かう。
窓の外に音が漏れるほどの大音量にして走ると、気分が高揚してくる。
天気がいいので、公園前で写真をパチリ。
トゥインゴのドライブが一段と楽しくなった。
※この場合のトゥインゴとは'01年ルノートゥインゴ(日本仕様)のこと。