BXエンジン不調 その14 | フェラーリ308GTB と ねこ のブログ

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しばらく前からBXのエンジンが不調で困っている件の続きである。
 
前回はエアフローメータの交換を行った。
 
エアフローメータを同型車の物と交換しテストしてみたが、残念ながらここが原因ではなかった。
 
今回は、水温センサのチェックを行ってみる。
 
BXはフューエルシステムにボッシュのLU2ジェトロニックシステムを採用していて、エアフローメータにより吸入空気量を測定しガソリンの基本噴射量を決定しているが、水温センサによって冷却水の温度を測定し、水温が低い場合は増量を行う。
 
ここはこれまで一度も故障したことがなく、そろそろ問題が発生しても不思議ではない。
 
コネクタのロックピンを取りはずしてからコネクタを切り離す。
 
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テスターで抵抗値を測定。
 
1.84キロオームと表示された。
 
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ワークショップマニュアルを参照すると、25度での基準値は1.7~2.7キロオームとなっているので、範囲内となり問題なし。
 
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双方の接続端子にスプレー式の接点復活剤を吹きかける。
 
コネクタの抜き差しを何回かやって接触を良くした後、コネクタのロックピンを取り付けコネクタを結合する。
 
作業が終了したら、早速試運転である。
 
エンジンをかけ様子をみる。
 
すると、またしても数分後に「ボボボッ」が発生。
 
残念ながら、ここでもなかったようである。
 
続く
 
 
※BXとは主に通勤や買い物で日常的に使用している、'90年式シトロエンBX19TRiのこと