人生に傾聴を!
こんにちは、遠藤さおりです。
カフェでひとり
本を読んだり
アイデアをまとめたりするのが好きです。
先日も
行きつけのカフェに行って
5月から始まる傾聴講座の内容を
練っていました。
すると
隣の席に
スーツ姿の40歳ぐらいの男性が座り
程なくして
普段着の30代の男性がやってきて
スーツの男性の対面に座りました。
どうも
会社雇用の面接のようです。
スーツの男性が
店員さんにホットコーヒーを2つ注文後
「では、まず履歴書を見せて下さい」
といいます。
すると
面接に来たであろう男性は
「履歴書は持ってきてません」
とキッパリ言ったのです。
思わず
えっ?と聞き耳を立ててしまいました。
えっ?
と思ったのは
面接する男性もそうだったようで
「今日は面接です、履歴書をお持ちいただくように連絡してありますよね」
と念押し。
「はい、けれど履歴書は持ってきていません」
どういうこと?
その場に緊張が走りました。
どうも
何かの手違いで
面接に来た男性の気に触っていたようです。
そして
今日はその断りのために
出向いてきたみたいでした。
けれど
面接官は
「履歴書を持って来ないとはどういうことか」
という自分の言い分を通し
面接される人は
「断るのにわざわざここに出向いている」
という
これまた自分の言い分を通しつづける。
話しは平行線で
お互い譲ろうともしません。
横の席で
聞こえてしまっているわたしは
「いや、ここはこういうふうに相手の思いを受けとめて、詳しく聞いて、また自分の言い分も相手に伝わるように言いましょうよ」
と
口を出したくなりました。
(もちろんしませんが)
2人とも
どんどん怒りが増幅しているのが
感じられましたが
「面接は無しということでいいですね」
「はい」
と
断りに来ていた男性が席を立ち
イヤ〜な雰囲気で
終わりとなりました。
これは
事柄と事柄が
お互いズレているので
話にならないんですよね。
ただ
お互い
それを言いたくなっている
相手の思いに少しでも
気にかけることができれば…
また
ここまで
イヤな終わり方にならなかったのでは
と思いました。
そして
相手の思いを気にかけるためには
自分の思いにも気づくって
大切なんですよね。
これって
普段の身近な人との間でも
起こりがちです。
お互い
自分の言い分を通す。
ずっと交わらない。
そんな会話が
よくあるよなぁ
と思ったのです。
これ
傾聴を学んで
身につけられることができれば
叶えられること。
だからこそ
もっともっと
多くの人に
「傾聴」を知って欲しい。
傾聴で聴ける人を増やしたい。
そう思ったカフェでの昼下がりなのでした。
身近な人との会話で
すれ違って苦しいなぁ
と思ったことはないでしょうか。
身近な人とすれ違う会話が
ラク聞けるようになる傾聴講座は
5月開講しますね!
そんな感じで、また。
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3月29日(土)大阪天満橋
4月16日(水)大阪天満橋
5月24日(土)大阪天満橋