2年間を振り返る | らみの気まぐれ日記

らみの気まぐれ日記

日常の出来事や趣味について気ままに語っています。
京都大学法科大学院既修
令和3年司法試験合格

ジャス民さん、ドルオタ、深海魚好きな方、城好き、旅好きさん、どなたでも絡んでください。
誹謗中傷はお断りします。

 

 

こんにちは。

この度京都大学法科大学院を卒業いたしました🎊


お友達から少し早めのお誕生日プレゼントもいただきました。

1年ぶりにみんなに会えて涙が出るほど嬉しかったし楽しかった!と同時に、1年間みんなともっと過ごしたかったと思うと涙が出るほど悲しかったです。


多分、人生最後の卒業式かな。







本日はロー生活2年間を振り返りたいと思います。

 

あんまり人に話したことないかもしれない話がたくさんあります。

人前であんまり自分の暗い話したくないし、今まであんまり思い出したりしたくなかったのかも。

でも今日はこの2年間を全部吐き出したい。

 

今日はわたしがただすっきりする回なので

結構暗い話もあるかもしれませんのでご了承ください。

 

 

 

私大ローに惨敗して、2カ月間死ぬ思いで頑張って掴んだ京大ロー合格。

合格したときは、母と飛び上がって喜んだ。本当に嬉しかった。

 

 

喜んだのもつかの間でした。わたしの合格を一番喜んでくれた母が翌月病気で倒れました。

難病に指定されている病気です。

現在はとっても元気なのですが、一時期本当に危ない時期がありました。

 

今までそんな経験なかったから、病院で弱り切った母の姿は正直、見たくなかった。

 

次の予備に向けて毎日自習室には行っていたけれど、勉強なんて全然できなかった。毎日自習室で泣いた。

帰ったら、家事をやったりして、母のありがたさが痛いほどわかった。

 

大学卒業最後の期間でも、特にどこにも行かなかった。

 

そんな中、幼馴染と食事に行った。

気分転換に行ったはずなのに、中学生のときに一番仲が良かった男の子の訃報を知った。

 


精神崩壊した。

 



こんな状況で京都なんて行かないって父に言った。

そんなことだれも望んでないって父に言われた。

 

引っ越しは父が手伝ってくれて、わたしが京都に出発するときは母が一時退院していた。

学部の卒業式は来られなかったから、入学式は京都に来るって約束した。

 

不安を抱えながらひとり京都に来ました。期待も少しはあったかな。

 

結局、入学式のときもまた入院になって、来られなかった。

でも、初日の懇親会で仲良くなったクラスのひとが一緒に入学式行ってくれて、写真撮ってくれた。

家族がとっても喜んでくれました。

 


そんな感じでスタートしたロー生活でしたが、始まったら本当に本当に楽しかった。

 

憧れの関西。

初めての一人暮らし。

なにもかも新鮮でした。

 

そんな中で母が退院して、父が大きな手術して、まだまだ不安な日々が続きました。

手術日が期末試験の最終日で帰れなかったから、不安なまま公法総合の試験を受けた記憶があります。

吉田神社でお守りも買った。

 

それに加えて、毎日予習復習に追われて投げ出したくなったこともあるし、ソクラテスで全然答えられなくてへこんだこともたくさんありました。

 

それでも、たくさんの友達が周りにいてくれたから笑顔でいられることができました。


みんな本当に才色兼備で、勉強以外にもいろんなことを教えてくれました。わたしが心から憧れるようなひとばかりでした。

みんなに出会えたのがわたしの一生の宝です。

 

こんなわたしだけど、仲良くしてくれてありがとう。

 


一年目は予備の短答に受かることもできたし、論文こそだめだったけど、自分の中で少しずつ立て直すことができていました。

 

 


そんなロー生活も一年しか過ごすことができませんでした。

一年前のちょうど今ごろ、楽しかった対面授業も、友達も、急になにもなくなって、世界に自分一人しかいないような感覚でした。

5月から始まった授業は1カ月の休講分の補講と課題に追われて、人間関係がうまくいかないこともありました。

精神と体調を崩しました。

予備で帰る予定もなくなって、ひたすらパソコンに向かう毎日でした。

 

最初のほうは楽しんでたのですが、前期試験が延期になって、ちょっと自分自身が保てなくなりました。

夏休みに帰ったときはもう全然勉強ができなくなってしまって、このままではやばいと焦る気持ちと無気力でなにもできない自分にまたイライラしてしまうことが続きました。家族にも心配をかけました。

 


正直、休学を考えたこともありました。

 


去年は受かった予備試験の短答すら受からなかったし、そんな焦る中で次の司法試験が5月と発表されて、もうだめだって思った。

大学の方針に不満なこともあって、後期授業もこの状況が続くのが怖かった。

 


でも、この辺の心境はブログにも書いていますが、エクスターンに行ったり、少しずつ友達にも会えるようになって、こんなんで負けてられるかって思った。


自分の強みはピンチな時にこそ頑張れること。

いつもそうやって頑張ってきたでしょう。

 

こう思えるようになったのも周りの友達が励ましてくれたり、ポジティブな言葉をたくさんかけてくれたからだと思います。

わたしだって本当はこんなネガティブな人間じゃない。

 


後期は授業も少し楽になったし、詰め込みすぎる生活を見直して「ほどほどに」頑張りました。

相変わらずあんまり友達には会えずパソコンに向かう日々でしたが、その中でも小さな幸せを見つけて過ごすことができました。

 

 

そして昨日、京都大学法科大学院を卒業しました。

 


頑張って頑張って入ったローがこんな感じで終わることが完全に満足できたかと言われれば、そんなことはなくて、悔いが残ることもあるけど、それでも期待した以上に得られたものがたくさんあったと思います。

 



この3年間くらい、来年こそ、来年こそって毎年思いながら生きてきて、今年は本当に良かった!!って心から思える年になかなか出会えない。


そんな中でも、少しずつ、命だけあってよかった。1年だけでも通えてよかった。卒業式だけでもできてよかった。って言い聞かせて、最低限最低限で生きています。

 


だから、今年くらいは報われてもいいよね。少しくらい、欲張ったっていいよね。

 


とりあえず、卒業という目標は達成したから、次はなんといっても人生の目標である司法試験合格が欲しい。

それさえあれば、この3年間の意味がやっと見いだせる気がします。

 

それも結局待っているだけではだめで、自分からつかみ取りにいかなければならない。


今年の終わりには、絶対に「今年は最高な年だった」って言って終わりたい。いや、そう言える年に自分の手で変えてやる。


なんて、考えながら昨日の写真を見返しています📷


また切り替えて頑張らなきゃね。





鴨川の桜を見られるのも最後だ🌸





















久々にちゃんとメイクしました💄
春メイク🌸
ネイルも自分でしたよ。



 

長々読んでいただきありがとうございました。

では。