CORE PRIDE | らみの気まぐれ日記

らみの気まぐれ日記

日常の出来事や趣味について気ままに語っています。
京都大学法科大学院既修
令和3年司法試験合格

ジャス民さん、ドルオタ、深海魚好きな方、城好き、旅好きさん、どなたでも絡んでください。
誹謗中傷はお断りします。

 
 
みなさま、こんにちは、らみです。
この記事はだいぶ前に思いつくままに書いたものです。ずっと公開してなかったので公開します。
 
本日のタイトルはUVERworldさんの曲からお借りしました。
高校生くらいのときすごくハマってました☺️
 
なんていうか、ストレートな歌詞が刺さりますね。
 



 
今日はPRIDEについて語りたいと思います。
 
いきなりですが、みなさまはプライドありますか。
 
なんのプライドかによって変わるとも思いますが、勉強だったり、恋愛だったり、男としてとか、女としてとか、なににおいても誰もが少しは持っているものだと思います。
 
わたしも正直高校生大学生くらいまでは結構プライド高かったほうなのかなと思います。


 
でも、最近はプライドが消え去った気がします。
 
それはいいことでもあり、悪いことでもあると思います。
 
たしかにプライドが高くてなにかをする邪魔になるのだったら、そんなプライドは捨てたほうがいいと思います。
 
でも、最近はある程度のプライドも大事だと思うんです。
 
正直な話をすると、学部の頃は周りで自分がわりと法律できると思ってました。
 
けれど、ロー入試の結果でそれがズタズタにやられました。蓋を開けたら周りの方が全然上だったのです。
それに気づかずに今まで過ごしていたなんて、なんて恥ずかしい…
 
結局京大ローに受かっても戻ることはなかったな。
 
 
そしたら、純粋に人のことを尊敬できるようになりました。
 
今までは人と比べてばかりで、勝ち負けばっかり気にしてた。
 
けど、こっちに来てからは人のことが全然気にならなくなったな。
 

周りの人を見て、心から勉強できてすごいって思うし、京大のひとは美人なひとやかっこいいひとがいて心から素敵だなって思えるようになった。
 
自分が絶対超えられないと思ったらこんなにも人への嫉妬とか競争心ってなくなるんだなって実感しました。
 
と同時に自分への自信も喪失しました。
自分ではあんまり自覚してないけど、なにに対しても自信がなくて、それが外に現れてるみたいです。
 
 
多分、自分が思ってる以上に、そして周りにしたら必要以上に自分を低く設定していたんだろう。
 

正直な話、京大に入ったら馬鹿にされると思っていた。わたしなんか相手にしてもらえないだろうと思っていた。
今考えたら京大生がそんなひとだって思っていたこと自体がわたし自身学歴で偏見を持っていたということだし、なによりそう思っていたことが申し訳ないです。
 
ただ、これには理由がありまして、学部のときにそういうひとを何人も見てきました。
自分よりできないと思った人をとことん見下して、馬鹿にしていた。
 
わたしも散々馬鹿にされていました。今まで黙っていたけど、もうここで言ってしまおう笑

早慶ロー落ちたことも散々言われたし、別に同じロー受けたわけでもないのに勝手に見下されてた。
あのひとがどこのローに行っただとか、予備試験に受かっただとか、違う道に進む人さえも見下してた。
そんなひとが法曹になると思ったら呆れてしまいますが、悔しいことに勉強はできる。

 
わたしは自分がそうはなりたくないなあってずっと思ってた。
 
自分のまわりがそんなだったから、自分より頭のいい人はそんな人ばかりと思ってしまっていました。
(今考えたらほんとうに申し訳ないです…)
 


実際はぜーんぜん違った!
今は内部生も外部生もみんなわたしのことを京大生として扱ってくれます。

入学した時も学歴コンプレックスみたいなのが無意識のうちにあったみたいで、周りの内部生とかが外部から来れた方がすごいんやで。みんな京大生やで。なんて言ってくれました。出身学部聞くのもどこから来たのー?程度で聞いてるだけだよって。
ほんとに嬉しかったな。
 
自分が考えすぎていたのはあるけど、学部時代わたしのことを散々馬鹿にしていた人は本当にできる人じゃなかったんだなって思います。
人と比べてマウント取ることしかできない悲しいひとたちだったんだなって。

今となってはそのひとたちが鼻を折られていようが未だに周りを見下してようがわたしには全然関係ないけど。
 
そんなことがあったから、わたしは心から周りを尊敬しています。勉強ができるだけではなくて、人としても素敵だなと思います。
だから余計自分も人と比べることがなくなったと思います。純粋にみんなすごいなって思ってます。
 


けれど、それが完全に良いことかはわたしにはわかりません。
今までプライドが邪魔してうまくいかないことがたくさんあったりしたけど、なくなったらなくなったで自分というものを見失った気がした。
 
いちいち人のことを気にしなくなったから心は穏やかになったけど、競争心とかがないから前みたいにガツガツした勢いはなくなった。
 
ある程度プライドって大事だなとは思う。
 
 
少しの才能と、たくさんの努力と、ある程度のプライド。
 
このバランスって結構難しいよね。
 


以前質問箱で「京大のひとは人格的にも優れていますか」という質問をいただいてそんなことを考えました。

なにが人格的に優れているかわからないけど、個人的には素敵な人ばかりだと思います。



今日はここまで。
では。