今回の注目は、
結露にさよなら
するための根本的な対策です。
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冬は、お押入れが結露しやすい。
気が付いていなくても、
見えないところで結露します。
我が家の押入れも結露しました。
断熱材を追加して改修したはずなのに。
壁の釘が錆び、床にカビ
重症です
原因を探ろうと、内壁と断熱材を剥がします。
土台周りが特にひどい。
断熱欠損です。
断熱欠損は、断熱材が一部で不足している状況で、
そこに冷たい外気が侵入することで結露してしまう。
2011年に耐震改修を工務店に頼したときの工事が手抜きでした。
断熱材と内壁に隙間があり、
そのすき間を通って外気が屋根裏から床下へと流れていました。
壁の内側に外気が入り込んでいるのだから冷たくなって当然です。
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原因が分かれば対策が立てられます。
気流を止めて気密にする。
断熱材はグラスウールを止めて発泡スチロール。
筋交い(斜めに入った角材)や貫(柱間の板)の間に、
すき間なくぴったり
と入るように発泡スチロールを形作ってはめ込みます。
大事だからもう一度。
すき間なくぴったり
です。
隙間を無くすコツは、
ちょっと大きく切り出して、
ギュギュっと押し込む。
表からは見えない筋交いの裏側にもギュギュっと。
言い忘れていましたが、
これをやるには
押入れの襖を外すだけでは足らなくて
解体します。
DIYには難易度が高いので、
上級者以外は大工さんに頼んでください。
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話は元に戻って。
どこにも、すき間なく、
ギュギュっと
発泡スチロールを詰め込みました。
上に合板を張って、
(耐震壁です)
さらに断熱材を重ねますが、その前に
押入れを復旧しました。
断熱材を重ねてからだと、
中段などの仕切りを柱に取り付けられなくなってしまうからです。
小型のレーザーレベラーが活躍しました。
外壁面の断熱性能をさらに高めるために、
発泡スチロール20ミリメートルと
スタイロフォーム30ミリメートルを重ねます。
内壁に合板を張って、押入れは元通りになりましたが、
つづく。
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今回のまとめ
押入れが結露した理由は
結露したところが冷たかった
から。
冷たかった原因を探したら断熱欠損でした。
そこで、押入れの壁には
- 発泡スチロール40ミリメートル
- 発泡スチロール20ミリメートル
- スタイロフォーム30ミリメートル
の合計90ミリメートルの断熱材を入れました。
断熱材にすき間があると、
冷たい外気が入り込むので
すき間なくぴったり
が大事。