僕の心の病気にすごく参考に
なりそうな本を見つけたけど
ネット上でちょっと立ち読みしたら
「まずは休むことが重要」
「本当にしんどかったら
この本を読むのも今は
避けてほしいくらい休んで」
という内容がまずあった。
僕も実際に心の病気を経験して
それはほんま確かにそう!!とは
思うんやけど、僕の今の生活では
この“休む”がどうしても無理で。
本読んで何かを学んでも
現実に休めないのは分かってるから
意味あるんかな？と思ったりして
実際に買うかは迷ってる。
分単位で予定が詰まってる生活を
送ってる僕は、自分の時間を
すき間時間に自分の心を少し
休めるのだけでも精一杯で
例えばしんどいから横になるとか
そんなん夜中以外絶対無理やし
体調が悪いから仕事や家事を
休むというのも現状確実に無理；
その本を全部は読んでないけど
冒頭部分の立ち読みだけでも
書いてあることには
僕も当事者として本当に納得して
その通りよなと感じてる。
でも、休めたらここまで
苦労はせえへんやん‥とも
思ってしまう僕がいる。
心の病気になってしまっても
機能不全家族に身を置いてれば
自分の都合で休むなんてことは
まず考えられないし、
非DV親も手術してからある程度
日にちが経ってだんだん
回復してるとはいえまだ生活に
サポートが必要な状態で
非DV親のことをまず優先するのは
当たり前かもしれないけど
そしたら自分の状況のことは
置き去りになってしまいがち。
僕が心の病気というのは一応
親も知ってるけどそれでも
どうしても環境的に僕が主に
家のこともしないといけない
色々細かいことも対応しないと
いけないとなると
毎日疲れ果てて
過ごしてる感じがする。
好きなことや趣味をする時間も
大切やとよく聞くけど
それもほんまその通りで、
ただ僕の場合は本当に最低限の
ささやかな気分転換をするにも
自由にならない環境やから
「今日は体調がましやから
少し近場に出かけてみようかな」
とかそういうのも難しいし、
自分の体調の都合でそういう予定を
組んだりもできないから
精神的に気持ちが晴れるような
機会もないまま淡々と機械的に
家族に怒鳴られないように
嫌がらせされないように
不機嫌になられないように
自分の体調そっちのけで
とにかくこなしていくしかない。
僕がここまで頑張り抜くのも
親にとっては当たり前で
逆にしなかったら批判やから‥。
(実際今日も、家事をするのが
数分遅れただけでも
DV親に怒られたし)
たぶんその本を全部読んでも
納得いくことだらけやろう。
でも、今の僕の生活では
体調や状況に合わせて少しずつ
その本を読んでいったとしても
実際に実践できることは
あんまりないかなと思うから
今すぐにはやっぱり買わないかな；
★★
ちょっと前の広告を見てたら
僕が昔憧れてた国へのツアーの
案内が載ってた。
外国といってすぐ浮かぶような
日本にとってものすごく
メジャーな国ではないと思うけど、
昔の僕にとっては身近でもあって
その国に行くのも夢の一つで
僕なりにその国について色々
調べたりもしてたなーって
懐かしくなった。
当時も海外どころか日本国内でも
どこに行きたいとか自由に
気持ちを言って行動できるような
環境にはなかったけど、
今も近隣県でさえ僕の自由には
出かけられないのに
外国なんてぶっ飛んだことを
考えてたんやなと思うと
子どもならではの発想であり
夢やったんかもなって
自分で自分に苦笑いしてしまう。
機能不全家族でも心の病気とかに
ならずにうまく逃げ出せてたら
就いた仕事や状況によっては
海外に出かけたり
海外と関わることもできたかも
しれないとは思うけど、
もし僕が心の病気にもなってなくて
機能不全家族からも逃げ出せてても
今の僕がじゃあその国に行く？
となるとそうはしないかも(゜゜)
子どもの頃に憧れた国がある
というのは、そこから学んだり
考えたりしたことも多々あるし
いい経験にはなったと思うけど、
その時点から大人になるまでにも
色んなことがあって
それによって考えや生き方も
やっぱり変わってきて
今もその国をもちろん
嫌いやなんて思ってないにせよ
当時すごく大事に考えてたことが
今も全く変わらずにそうかと
言われるとそうではないかな‥。
日本在住やったその国の人たちと
子どもの時から交流があったけど、
その人たちとの関わりの中で
すごく悲しい出来事、
裏切られたなと感じる出来事が
あったのも理由の一つではある。
それぞれの国にそれぞれの習慣、
文化、歴史などがあって
それに加えて国がどことかに
関係なくその人の人格や性格がある。
国際交流は素晴らしいけど
思った以上に難しい面もあるよな；
子どもの頃やったからシンプルに
さっとそういう機会にも飛び込めたし
僕は機能不全家族で育ってるから
その分外では色んな人の
色んな生き方を知りたいと
考えてきたんやけど、
今考えたら当時の僕は
何とか将来生きていける場所や
手段をあらゆる方面から
少しでも見つけておきたいと
必死すぎたんかなぁとも思う。
大人になった今は昔の自分に
そんなぶっ飛んだことよりも
その時しかできない
子どもにしか楽しめないことを
もっと楽しんだ方がいいと
言いたくもなるけど、
当時の自分の考えや判断はもう
今となってはどうにもできないし
昔はそうやったなという思い出の
一つとして捉えるしかないんやろう。
その出来事があったからこそ
僕はいくら好きなことやからって
前かがみになりすぎなくなった。
一つのことに夢中になったり
一つのことに集中して極めるのは
素敵なことでもあり
他のことが見えなくなりがちな面は
危なくもあると今の僕は分かってる。
それが大人になるということなのか
生き方がうまくなるということなのか
そこは分からないけど。
★★
ニコと会えた日にニコが着てた服を
その後もニコが着てる写真を見ると、
会って話せた時のことをあれこれ
思い返してその日に戻りたくなる。
ニコが前よりかなり近くに
転勤してきてから初めて会えた日。
僕は家の事情でちょうど運良く
その県に行ってたからその時の
空いた時間にニコと会えたんやけど、
DV親の嫌がらせ？もあって
まあまあ大変な思いもした日‥。
それでも、その日のニコの
笑った顔や話してる時の声、
何か書いてる時の手もと、
着てた服の色やシンプルな模様、
ニコを待ってる時の青い空、
初めて触れ合った手の温もり、
今でも鮮やかに想い出せる。
普段全然誰にも言えないから
ここにはたぶん同じことを
何回も書いてしまってるけど、
ニコが前に働いてた支社は
僕の家からいくつも県を
越えた所にあって普段の僕の生活で
そうそう行ける所ではなかった。
ニコは他県に出張することもある
仕事ではあるけど、前の支社から
僕の地元近辺への出張は本当に
少なかったし、あったとしても
ニコがその出張に行くとは
もちろん限らないから
仕事の合間に合うのも難しくて
ニコが今年異動になって
僕の地元の近隣県に来るまでは
安易に“会う”という言葉を
使えるような状況ではなかった。
今、テレビの天気予報で
僕の地元の近隣にニコが住む県が
出てるのも僕にとっては奇跡みたいに
嬉しくてつい見てしまうし、
その天気が毎回同じとか近い気候
というのにもいちいち感動してしまう。
そういう気持ちはずっと忘れずに
いたいと思ってるけど、
いくら機能不全家族でも近隣県なら
もう少し会えるつもりでいたから
特にこの夏のなかなか会えなさは
完全に想定外でしんどい(；ω；)
ニコは去年大きい病気をして
入院や手術もあって
前にいた支社では仕事的に
色々難しいというのもあって
今の支社に異動になって
‥といっても
仕事そのものは確かに前の支社の
時の方が大変やったにしても
広い意味で見た場合
今の支社も前の支社とはまた違う
意味で結構ハードなんやけど、
地域的なことだけやなくて
仕事のスケジュール的にも
会いやすいかなと思えるのは
本当に有り難い話で
そういう有り難くて幸せな部分を
まず見ようとはいつも思ってる。
それでも、これまでは
「僕の家が機能不全家族とかに
関係なく遠い県に住んでたら
いくら好きでもなかなか会えないのは
仕方なくて我慢せざるをえないこと」
と思ってたのが、大幅に近くなっても
結局何やかんや理由をつけられて
そうそう自由には出かけられない
機能不全家族で過ごしてるのは
そういうことなんやと改めて現実を
突きつけられてる感じはする。
僕はニコと付き合って
ニコとずっと一緒にいたいと願う。
だからこそ今の段階で
一般的には何の問題もなくても
無理やりニコに会いに行ったとか
家族の意向より僕自身の意思や
都合を優先したということになると
後々ニコを敵対視してきて
ややこしいことにもなりかねないと
考えて表面上は何のトラブルも
起こさないようにかなり
慎重に振る舞うようにしてる。
もちろん、本来ならごく普通に
できるはずのことにまで制限が
あるのはとてもストレスになるけど。
★★
身近な人から前にもらった
多肉植物を育ててるんやけど
