第二章 友達の絆 15 | Beyond Despair

Beyond Despair

― 絶望の底に落ちた少女の先に待つ運命 ―

その時――。

「お前の……やるべき事ってのは?」

護の言葉に足を止める。

「〝私はアイツらを皆殺しにすれば良い〟これが私のやるべき事なんだ」

「だから、やるべき事だからあんなふうに殺したのか……」

「どう殺そうが私の勝手だ……。でも――」

私は護の方へ顔を向ける。

「お前みたいな馬鹿に、あんな所は見せなくても良かったな。その事に関しては悪かったと思ってる」

私はそう言うと、再びエントランスへと歩き出す。

「あんな所見たくなければ、もう私には関わるな。そうすれば、お前の日常に大きな変化はないから……」

何故か、その言葉を言うのは悲しく思えた。

でも、きっとアイツには私の居る世界は耐えられないから……。



/続く



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