「ちょっと護!アンタも手伝いなさいよ」
「俺は部長だ、掃除なんてやるもんか!」
するとゲーム雑誌が俺の頭にジャストヒット!
「部長ならなおさら綺麗にしなさい!言っとくけどその気になればいつでもこの部活を破壊する事なんて出来るんだからね」
こう言われてしまうと俺は火野川に従うしかない。
コイツの事だ、従わないと本気でこの部活を破壊しかねない。
「このツンデレ会長め……」
小声でそう呟きながら俺は雑誌を拾う。
「ツンデレ会長言うな!」
怒鳴り声と共に今度はエロゲーディスクが俺の頭にヒット。
コイツ、そいや地獄耳だったんだよな……。
頭に当たったエロゲーディスクを拾う。
タイトル「アスナと夜の楽園へ♥」。
勿論正式なエロゲーではない、これは同人ゲームだ。
「ん、待てよ?」
と、そのタイトルを見た瞬間だった。
俺の頭にレールガン並みの電撃が走る。
「これだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は同人ゲームを両手で掴みながら大声を上げる。
その声にビックリしたのか、火野川と坂口が一斉に俺の方に顔を向けた。
「ちょ、何よ急に!」
俺は火野川へ顔を向ける。
「見つけたんだよ、二次元同盟部の部活動目的をな!」
ドヤ顔をしながら俺は火野川に言った。
「はぁ?」
「よく聞けこのツンデレ会長!我が部の目的それはすなわち!ゲームを制作することだ!」
俺はそう宣言した瞬間、しばらく沈黙の空気が流れる。
そして先に口を開いたのは坂口だった。
「マモッチ、そういう夢を見たん?」
「ちげーよ!俺は本気だぞ坂口!」
俺のヒラメキをこうも簡単に夢の一言で片付けやがって!
/続く