マレーシア・ペナン島への移住計画⑪ | テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

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テキサスポーカーにのめり込んで22年、カジノディーラー歴12年、3度のメシよりテキサスポーカーが好きな、マレーシアでリタイアメント生活を送りながらテキサスポーカーを楽しむ、テキサスポーカー・ライトのブログ


ちょっと匂いがあるマレーシア・ペナン島のタクシーから空港の郊外へ出て景色を眺めていると、ものすごい光景が目に入り込んできた。



空港の近くというものは騒音や環境の問題で住宅地が少ないのが基本であるが、この付近には古いトタン屋根の今にも崩れてしまいそうな平屋の建物が並んでいた。



近所を歩く人も裸足に近い状態で、着ている服も民族的な衣装っぽいし、肌も浅黒い感じで「これがマレーシアなのか!?」と感じた。



途中、現地の人が集まる屋台の店が集合したような場所が目に入り、傾いたトタン屋根の下にプラスティックのイスとテーブルで食事をしている人たちを見た。



道路は舗装されているのだがツギハギだらけで、ガタガタとし歩道なんてものは作られていない。しかも車道の脇は砂利道に草が生えていているような感じで、「とんでもないところに来てしまった!」。。。



過去に海外旅行に行って7、8カ国は見てきたし、フィリピンのマニラに行ったことがあるが、このように思ったことはなかった。



「おいおい…。」



インターネットではかなり検索をして写真や動画、情報を掴んで見てきたが、ここまでとは思っても見ない光景でア然としてしまう。



日本を出て超近代国家シンガポールを見ても確かに素晴らしいと思うが、日本でも見れる似たような光景で、それほどビックリとはいかない。



が、超近代国家シンガポールのあとのマレーシア・ペナン島・空港付近は差が激しすぎてヤバイ。。。



5歳の長男へ「どうだ?マレーシア?」と聞いてみると、鼻を摘みながら「ボクは日本がいい!」きっぱりと言い切る。



確かに。。。頷ける一言だ。。。



タクシーは暫く進み出して街中へ入っていくと、背の高い世帯数の多そうなコンドミニアムの群れが出現してきてよく見ると古さを感じる。



街並みは賑わっていいるが肌の色が違う人が多く、やはり綺麗な建物だなとは思わない。「この国へ移住しにやってきたのだが、ココでは生活していけないだろう…。」



そんな思いをしながらタクシーはホテルへと車を走らせる。後ろから着いてくる嫁さんと長女は車の中でどんな会話をしているだろうと気になっていた。



街並みを通り過ぎてタクシーは進んで行くが、「うわ~!綺麗なところだね~。」この様な感情は自分と長男にはいっさい起きてこない。



マレーシアの月収は3万円から5万円と聞いているが、これなら頷けてくる。ペナン島は観光地と言われているがどこが観光地なのかさっぱり分からない。



空いていれば30分で目的地に到着だが途中、渋滞があって60分を過ぎた頃に海が見えてきた。、遠くにある海は綺麗に見えるのが救いに感じてきた。



この辺りから少し雰囲気が変わり、見た目がまあまあなお店もチラホラ見え始めて少しホッとしてきた。



周りの車を見てみると古いマレーシア産の車や20年前の日本のタクシーのような車、高級車と呼ばれるベンツ、BMW、日本車のアルファードやヴェルファイア、エスティマ、カムリ、アコードをよく見るようになってきた。



これらを見て少し安心できてメジャーなお店のマックやスタバの姿も確認できた。ココまで来てようやく目的地のホテルへ到着したのだ。。。