日本裏カジノでは2000年を過ぎたあたりから、店舗の営業時間が24時間で営業をするのが主流になり、店舗の休日がないため従業員たちはシフト制で交代で休みを取っている。
海外のカジノ同様に日本でも「眠らないカジノ業界」が出来上がったため、お客さんが好きな時に来店し、好きな時間に勝負が楽しめるようになり、勝負に負けていて帰れない状態での閉店を避けられるようになった。
子供たちが眠る頃から明け方までの一番賑わっている時間帯を避け、一番空いているサラリーマンたちが出社する時間帯を狙って、カジノ店へ出勤するように来てくれるお客さんもいる。
朝方から昼過ぎまでに来るお客さんは基本的にボンヅラ(博打を打つ時の態度)が良く、大きい勝負はしないが比較的頻繁に通ってくれるため、お店側にとってはお客さんが途切れずに繋がりやすいため好都合だ。
夜のお客さんとは違いお酒を飲んで上機嫌になって絡んでこられるより、おとなしくゲームを淡々とこなしていく朝のお客さんはとてもスマートで良い。
まさに、神様と考えられるお客様に値する。。。
が、この神様的存在のお客様に悪影響を及ぼすお客さんがこの時間帯にはいるのだ。
この時間帯には夜から来店している負け組たちも残っている。勝負に勝ってその日のうちに帰宅していくつもりであったのだろうが、残念ながら勝負に負けてしまい帰りたいのに負けているため帰れない人たちだ。
朝の神様的存在のお客様に夜の状態を話したりしながら仲良くなっていくのだが、「この店は勝てない!」とか、「あそこの店は優しくて良い!」などカジノ店舗側に不利なことをそそのかしている。
そんなことを言いながらも結局はまた来店してくるのだが、この負け組の人たちはこの時間になってくると、勝負に負けてしまった事実だんだんとを受け入れるようになり、現実を見定めるよに肩を落として帰っていくのだ。
口では色々と言っているこの負け組の人たちも、カジノ側へ立派に貢献してくれているため、神様として扱ってあげないと申し訳がない。大切なお金をおいて行ってくれるお客様は、カジノ側にとって神様的な存在に変わりはないのだ。
自分たちの給与もすべてこのお客様が勝負してくれるからこそ、頂けるので神様と思いながら接客して行かなければならない。。。