カジノ界最大の神様 | テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

テキサスポーカーディーラーが明かすポーカーの本当の勝ち方

テキサスポーカーにのめり込んで22年、カジノディーラー歴12年、3度のメシよりテキサスポーカーが好きな、マレーシアでリタイアメント生活を送りながらテキサスポーカーを楽しむ、テキサスポーカー・ライトのブログ


世界を見渡してどこのカジノでもそうであるとは思うが、カジノ界での最大級の神様といえばVIP客になるでしょう。



この方たちがいなければカジノ界は潤うどころか、経営自体が成り立っていけない。



日本のカジノ界の基本的な考えでは毎月300万円くらいは落として言ってくれなければVIPとは呼べないでしょう。大きな店構えをしているところではケタが1つ変わり、1千万円以上でなければVIPとは呼ぶことがないくらいですね。



このVIPの方々にはいろんな業種の成功者たちが多くいて、中には御曹司的な方も存在し、自分たちとの生活レベルの違いを明らかにみてとれるほどだ。



身につけている服や靴、腕時計やバッグなど、どれをとっても高級品で見た目にもはっきりと違いがわかる。



話を聞いていると次元の違う会話が飛び交い、金額もケタ違いでビックリさせられてしまう。



カジノ遊びにも慣れていて本当に博打を楽しんでいるようだ。



とくに、バカラゲームをする時にはカードを絞る儀式的な行為があり、この時に豪勢な腕時計や輝かしい指輪をはめた両手が目の前まで伸びてきて、ギラギラと眩しいくらいの宝石類がスポットライトに照らされてくる。



いかにも「お金はありますよ!」と感じ取れるため、カジノ側では「今日はいくら負けてくれるかな?」と、口には絶対に出せないが内心そう考えているのだ。



このVIPたちは自分らの給与を支えてくれているため、勝負に勝って帰えられては困るのだ。勝って帰るときは数百万円で負けていいくときには数千万円となり、カジノ側からすればまさに神様としかいいようがない。



このVIPたちをひとりでも多く顧客にすることが、カジノ店営業担当者の最大の仕事になっているが、どの店舗でもそのVIPを狙っているため、お店に連れてくることがなかなか大変なのだ。



このVIPクラスのお客様は自らが出向いてお店に来てくれることはまずないだろう。どこかの店舗の営業者が電話をして、接待をして、ようやくお店に来てくれるくらいなのだから。



まさに、神様にお布施をして、お願いをして、下界に降りて来てくれるのだ。。。