初恋 | レイニーの部屋

レイニーの部屋

発達障がい児の感情の発達を促すセラピストとポールダンサーの二足の草鞋。ここに至るまでの40代おじさんの経験値や考え方をここでシェアできたらいいなと思います。

先日、青山SPACEで開催されたCANDERIC七夕祭りの催しコーナーで、粋なブースがありました。
それは、見ず知らずの人と人とが座って語り合うというブース。



テーブル上に裏返しに並べられたカードの数々。

ひっくり返すまでは何が書いてあるのかわからないのですが、そのカードを引いた人は、そのカードに書かれているキーワードを元に相手と話すのです。

話題がなくても、「人と話すのが苦手」という人にも、このカードさえあれば、お題を与えてくれるので、“とても初対面の人とは話せない”という方でも、楽しく盛り上がっていました。

ホントに粋な企画をしかけてくるな~ってPartyを企画する側のナイス提案と、アイデアの宝庫に関心して僕も参加してみました。

$レイニーの「もっと自分を愛しましょう!!」


$レイニーの「もっと自分を愛しましょう!!」


興味本位で参加して、見ず知らずの女性と向かい合い、引いたカードは

「あなたの初恋について」

でした。


初恋の定義って、人それぞれだと思う。

例えば“初めて初KISSした相手が初恋だ”という人もいれば、"初めてセックスした相手が初恋の人”と言う人もいる。

または幼少時代に一緒によく遊んだ近所の子を初恋の相手という人も居ると思う。

初恋の定義は人それぞれ。


で、ここでは僕なりの初恋の定義なのですが、
『夢にまで出てくるほど四六時中その人のことを考えてしまう時期』というのが人は誰でも経験あると思うのだけれど、僕にとってはそれが初恋だと思うんです。

なんか知らないけど、気になって、気になって、気がつけばその人の事をずっと考えてる自分が居る。


人生で初めてそれを経験したときが「初恋」

それは中学1年から3年くらいにかけてだったと思う。
同じテニス部の男子だった。


彼とは小学6年のクラス替えで一緒のクラスになり知り合った。

彼は小学校高学年の途中で転入してきた転入生だったので、彼の存在は前から知ってたのだが、会話をするのはクラス替えで同クラスになってから初めてだった。


最初は何も意識せず、会話をしていたのだが、
彼の容姿、気さくな性格、ワイルドだけど優しい感じ。。。
どことなく意識するようになり、少しずつ意識するようになった。

もちろん、カミングアウトなんてする勇気のない僕はずっと片思いのまま心の内は打ち明けることができなかったのだけれど、

彼と遊ぶ約束をしたり、彼の家で夏休みの宿題を口実に遊びに行く事にとても幸せを感じてた。

時々、家族の方が家にいたりすると、2人の仲を邪魔された気分になってションボリもした。

でも、「ご飯を食べていきなさい」と彼の親にいわれ、一緒に食卓で食事をしてる時なんかはお嫁さんになった気分になったりもした。


そんな妄想して、彼の家に1時間以上かけて遊びに行ってた中学時代、今はとても懐かしい想いで。


そんな心の隅にしまい込んで封印してた思い出を、見ず知らずの知り合ったばかりの女性にペラペラおしゃべりした僕は、一体・・・


なんて思ったりもしますが、そんな思い出も、こんな機会がなければ、ずっとお蔵入りネタだったのかもね(笑)