1月26日、
麻布十番WEREHOUSE702で長年にわたり開催されてきた、大好きなイベント「RING」の最終回だった。どんな場所やものにも寿命というものがあって、決して永遠なんて無い。
思えば僕の東京クラブLIFEは、この場所、このPartyで始まったのだから、寂しさ100倍でした。
最終回というだけあって、隙間がないくらいギッシリのお客さんで溢れ返ってた。
ここ最近は、すっかり来なくなってしまった元常連客も沢山居たけど、この日だけはさすがに来てた。
本当に1年ぶり以上会っていなくても、この場所で再会すれば、また前のようにハグして笑顔で話せるのだから、不思議な空間だ。
パフォーマーの方と少し話した。
「8年間という青春そのものをこの場所で過ごした」
とても重い言葉だった。
もちろん、遅咲きの僕の青春もこの場所だ。
僕は、このイベントに出会っていなかったら、大好きなクラブLIFEも存在しなかったし、
ここ数年間の息抜きや生き甲斐もなかった。
もちろん、ポールダンスと出会う事さえもなかったのだから、
そう考えると、このイベントの大きさは本当に計り知れない。
今居る友達とさえも出会ってないのだから。
この場所をきっかけに、僕の人生が少しずつ変わり始めたといっても過言ではないくらいの場所、Partyだった。
僕がクラブに通い出したのは、本当に遅咲きの30代からだった。
仕事でどんなに疲れてても、嫌な事があっても、この場所に、このRINGにくれば、皆が笑顔で迎え入れてくれて、最高にオシャレな音楽とパフォーマー陣が、夢の世界に誘ってくれた。
このパーティー自体、無くなる訳ではなく、またどこかで続いていくんだろうけど、
この場所で過ごしたことは、いつまでも忘れない。
ありがとう。