1月24日 | レイニーの部屋

レイニーの部屋

発達障がい児の感情の発達を促すセラピストとポールダンサーの二足の草鞋。ここに至るまでの40代おじさんの経験値や考え方をここでシェアできたらいいなと思います。

1年でもっとも親に感謝する日。それは自分が生まれた日。

産んでくれたことに感謝することは、今まであまりなかった。
それは、幼い頃から苦難の連続で、あまり恵まれた環境ではなかったからだ。

自分のセクシャルにも不満があり、なぜこんな体に生まれたのだろう。
どう頑張っても親孝行できない。

それでも何か楽しいことを探して、楽しい仲間とつるんで、今を楽しく生きようとしてきた。
でも、無理に頑張っても、真の楽しみなんて、そこには無かった。


4年前の今日、僕はポールダンスという趣味の扉を開けた。
きっかけは、クラブイベント、そしてREIKOさん。

始めた頃は多くの人に馬鹿にされた。
「どうせエロスの世界だろ?」
「男でポールダンス?なんか間違った方向に進んでないか?」
「可愛いねーちゃんと練習できるんだろ?いいないいなー」

いろいろ言われた。

いつの日からか、ポールダンスやってる事すら人に話すことを封印するようになった。

きっかけは、なんでもよかった。
自分を表現できる場所が欲しかった。

それが、たまたまポールダンスに繋がっただけ。
いや、たまたまじゃない。必然だったのかもしれない。

僕はいい歳して、ダンスを再び学び始めた訳だけど、周りの言う言葉や世間体なんてどうでもよかった。だって、踊ってる間は自分らしくいられるし、本当に楽しかったからだ。

そりゃ、人様に見せられるレベルではなかったけれど、
スタジオに通うことが生き甲斐になっていった。

仕事でキツい思いしても、友達と喧嘩しても、恋がうまくいかなくても、ダンスは裏切らなかったからだ。

やった分だけ返ってきた。
ストレッチもすればするほど柔らかくなっていった。

筋トレもキツいけど、筋肉ついた。

振り覚え遅くても練習で慣れていった。
(最近はフロアレッスンからちょっと遠ざかってたから、また鍛えなおさないとだけど・・・w)


続けていると、踊る事が嫌になることも、方向性がわからなくなることも、しばしばあるけれど、
それは決して本気で思ってる訳ではない。

やっぱり、心の底では表現できる場所をいつも探してて、ダンスが大好きなことは、この先もきっと変わらないこと。

今の自分が自分らしく、カミングアウトができたのも、やはりバックグラウンドにダンスという生き甲斐があったからだと心から思います。


ポールダンスを始めた頃は本当に趣味程度だったから、まさか自分がステージに立つ様になるとは思ってなかったけれど、どこかで自分の居場所を探し続けていたことは事実。

4年後の誕生日は、まさかのステージでお祝いしていただけるとは、誰が想像しただろうか。

$レイニーの「もっと自分を愛しましょう!!」




$レイニーの「もっと自分を愛しましょう!!」
1/23出演「ブラックチェリー」より


夢って、理想って、100%とまではいかなくても、なんらかの形となって叶うんだと思った。



そして、少しずつ色んな場所で出会って縁が繋がっていく仲間や友達、心から大切にしたい。
これからも、新たな、まだ出会ってない方と、これから出会うであろうその日を楽しみに、行けるところまで突っ走っていきたい。


実年齢を言うと、人はみんなビックリしますが、着々と歳とってます自分w
その老いてく姿も表現の一つとして、生き様として、見届けて欲しいと思います。




誕生日に沢山のお祝いのメッセージやプレゼント、本当にありがとう。


Love all 2013.1.24 Rainy