ご無沙汰のアメブロ更新です。
ここ1週間、アメリカのラスベガスへ旅行に行ってました。
やっぱ、ラスベガスはカジノ・ギャンブルのイメージが強いかと思いますが、夜景がステキで印象的でした。
そんな素敵な現実逃避も、もう終わって、明日から現実が待っています。
でも、時差ボケ治ってないから寝れないんよね~。
で、今日書きたかったのは、べガスの自慢話じゃなくて・・・
帰国して、1週間ぶりに自転車に乗ろうと、マンションの駐輪場へ行きました。
すると、1週間ぶりに見た自転車は、出国前となんら変わりない外見だったのですが
後ろのタイヤがペシャンコでした。
始めは悪戯かな?とおもったのですが、もう、かなり乗り回してたので、パンクの可能性が高く、結局自転車屋へ持って行く事にした。
ここ最近は自転車も輸入品が多くて安いので、古くなると、乗り捨てする人も少なくないと思う。
でも、そんな中、エコ派の俺としては、修理が大変でも、できるだけ直して使ってあげたいんよね。
という訳で、早速自転車屋へ持って行った。
ここ最近では大手のディスカウントショップなどで自転車販売してるので、昔の様な、こじんまりとした自転車専門店って少なくなっているんですね。
そんな中でも、幸いうちの近所には自転車屋があるので、Myチャリが調子悪いときは、時々お世話になっている。
でも、そこのご主人は、あまり愛想が良くなく、取っ付きにくいタイプの人なので、出来る限り、その店には、あまり世話になりたくなかった。
でも、ちょいちょい通ううちに、ふと思った。
「もの凄いテクニックだ!!」と。
近年、自転車専門店が少なくなっている中、工具をサラっと使いこなし、リズミカルに分解して
直して行くサマを目の当たりにして、
「こういう技術者も年々減っていってるんだなぁ・・・」
と、改めて、彼の貴重さを思い知った。
無愛想なご主人だから、あまり話したくなかったんだけど、さすがに、見事な仕事っぷりを見て、
『凄いですね。こんな技術誰が教えてくれて身に付くんですか?』と聞いてしまった。
そしたら、オジさん、優しく「自転車修理免許ってのがあって、試験に合格すればいいんだよ」と教えてくれた。
でも、その試験はかなり難しいらしく、受講しても50%の人が挫折し、修理師になれないらしい。
という事は、これからの世の中、オジさんの様な技術者が、どんどん減っていって、終いには自転車屋が全滅の危機にあるということだ。
そうすれば、使い捨て自転車というものが当たり前になってくるし、ちょっとパンクしたからといって、すぐに直してくれる店も、大きなディスカウントショップがある街まで行かないと、なかなか手軽に修理できなくなるという事だ。
些細な日常の中に、減っていく技術者の貴重さを感じた、そんな今日の出来事でした。
せっかく修理してもらった自転車、もう暫く大事に使っていきたいな☆