嫌われレイニーの一生 | レイニーの部屋

レイニーの部屋

発達障がい児の感情の発達を促すセラピストとポールダンサーの二足の草鞋。ここに至るまでの40代おじさんの経験値や考え方をここでシェアできたらいいなと思います。

昨日、職場の上司に呼び出されました。
個人面談とかいうやつです。

面談って、受験生とかのイメージありますが、案外社会人になってあるんです。


面談の内容は、進路についてでした。


今の職場は永く勤めてはいるのだけれど、俺、アルバイトなのね。
だから、正社員登録しようと思ってたんだけど・・・

椅子に座って、まず手渡されたのが書類でした。「Wikipedia/ウィキペディア」の就職難について書かれたコピーでした。


そして、言われた言葉が「うちの会社への就職は諦めなさい」との一言でした。
それは、今の年齢から正社員になっても、今の若い後輩達より確実に昇格は見込めなく、将来給料も少なくて、『自分が惨めになるだけだぞ』と言われた。

「正社員としての仕事のスキルを身につけるには、遅過ぎる」との回答だったんです。


今の仕事は好きなものじゃないし、生活の為にそもそもやり始めた仕事。
でも、社会で生きてくうえで「好きじゃない」とか理由になりませんよね。


むしろ就職難なご時世だから、なおさら。
だから、今の職場にこのまま就職するのもアリかな・・・と思っていたのですが、やはり永くダラダラと居過ぎた俺は、会社としては必要としてないみたいです。



「だから、就職活動をしなさい」と薦められました。

確かに、いい歳ぶっこいてポールダンスに打ち込んだり、夜はクラブへ繰り出したりする34歳を、会社からは「こいつ、大丈夫か?」と思われても仕方ありません。



ちなみに、この上司とは10年ほどの付き合いになるのですが、人の趣味や夢を表面的には否定はしないのですが「裏では否定する」方。


だから、好き勝手やって生きてる俺に愛想つきてしまったってのも、あるのかもしれない。



『正社員になりたいのなら、11月の発表会がどうのこうの言ってる場合じゃない。いますぐにでも正社員として気持ちを切り替えるのが当たり前だろ?』と上司。



「将来、今の職場でみじめなポジションになる事がわかっていても、正社員になりたいと言うのであれば、推薦状書くよ。」とまで言われました。



ま、実際30歳になった頃、この上司に「正社員にならないか?」と薦められたのですが、その話をその頃は蹴って、当時自分は音楽家の夢を追っていました。


でも、その夢も諦めた今、就職難という現実だけが残った厳しい現実が待っていたというだけの話。



でも、それも予想内の結果だったのですが、実際に目の前にキツい言い方で現実を突きつけられると、ちと辛いです。



でも、そのおかげで、自分は今の職場にくらいつく理由もないし、次なる仕事を探す決断がやっとできました。


発表会も諦める訳にはいかないですしね。


上司や、他の人から見たらバカバカしいかもしれない「俺の夢を追い続けてきた生き方」
自分は決して後悔してないし、むしろ自由に生きてなかったら、クラブにもDANCEにも、仲間にも出逢っていなかった。


今の俺には、生き甲斐になってるDANCE。



それに出逢えただけでも、自分の選択肢は間違ってなかったと思ってます。