月日が経つのは早いですね~ショック!
バンクーバーのニュースがようやく影を潜めたと思ったら、トリノワールドの足音が聞こえてきましたニコニコ

バンクーバーで、フィギュアファン以外の一般層も、少なからず興味を持ったと思うので、今回のトリノは、日本では少しいつもと違う雰囲気になるのでは?にひひ

そんな世間だけでなく、僕自身にとってもまた、今回のトリノは、いつもと違うワールドになりそうです。
いつもよりも、順位を気にしない大会になるでしょう得意げ

競技としてのフィギュアに、そこまでの情熱が持てなくなってしまったんです。
不可解だったり、不明瞭だったりする採点に、気持ちを左右上下に揺さぶられることに、疲れてしまった…
という部分もありますが、何より、選手の素晴らしい演技が見たい。
心を揺さぶられたい。
メダルとか、上とか下とか、些細なこと。
スタンディングオベーションをしたくなる気持ち。
そういうことの方が、今の自分にとっては大きいことなんです。

こんな気持ちにさせてくれたのは、バンクーバーに降臨したクレオパトラと、レクイエムを舞った安藤美姫でした。

「記録よりも記憶に残るスケーターになりたい」
安藤選手のこの言葉が、今の自分の気持ちにシンクロして、すごく輝いて、頼もしく思えますニコニコ

ただ選手にとって、競技としての熱意が損なわれることは、現役続行の大きな妨げでしょう。
しかし、バンクーバーが終わった直後の記者会見で、安藤選手はこう語りましたね。

「課題がはっきりと見えた。スピードと、3-3。次までに、どちらかはクリアしたい」

安藤選手は、バンクーバーの結果がもたらした物を全てプラスに変えて、あの記者会見の時には、既に歩き出していたんです。
彼女のこの言葉を知ったのは、鈴木選手と一緒にテレビ出演する彼女を見て、
「あれ…変わったな…」と思った後でした。
マスコミの前に出ても、恐怖や不安感を、強く滲ませることがなくなっていたんです。

その番組の中で、その変化の理由を、彼女自身の口から聞くことが出来ました。
荒川さんに、トリノの時との違いを改めて聞かれ…

「トリノの時は、周りばかりを気にして、振り回されていた。でもバンクーバーでは、家族やスタッフ、それから日本から応援してくれた人達のことを思って、演技に集中できた。
今でも、どう思われるか、怖くなる時はあるけど…少し克服できたかなニコニコ

そう言って、いままでは荒川さんとか、信頼できる人の前でしか見せなかった笑顔を見せていたんですにひひ

彼女を苦しめていたトラウマや、彼女が取り組んできたこと…
そして、ファンの力が微力ながらも届いていたことが分かって、とてもスッキリしましたニコニコ

心が強くなったバンクーバー。
課題もはっきり見えたバンクーバー。

安藤美姫にとって、バンクーバーオリンピックは、メダルよりも大事なものを得ることができた、貴重な大会でした。
しかも、記憶に残るレクイエムも残してくれました!(*´д`*)

その成果を見せるには、トリノは少し近すぎて時間がありませんねガーン

でも、安藤選手は、その成果の片鱗を見せてくれる。
僕は確信しているので、トリノは順位を除外しして、とても楽しみなんです!ニコニコ
やはり、あの素晴らしいエキシビションの感動を伝えないと、うそですよねにひひ
バンクーバー・オリンピックで五位入賞を果たした安藤美姫。
彼女のエキシビション、レクイエムを見たでしょうか?
まだなら、週末に再放送があるので、絶対にご覧になることをオススメします!ニコニコ

人間の、苦しみ、悲しみ、葛藤、与えられた救い、光、闇、怒り、力。
あらゆる感情、人間のありのままの姿が、そこにはあります。

フリーのクレオパトラでも、
「クレオパトラの女王としての強さ、母としての優しさ、そして女性らしさ。すべてを表現したいニコニコ
と言ったそのままのことを、彼女はオリンピックという舞台でやってのけたのだ。

「母としての優しさは、さすがに無理だろ~ガーン」……(チャラララン…チャララン)←スパイラルの前
「…なんという、母性愛…(*´д`*)」

安藤美姫は、いま、最も美しい表現者、かもしれない。
演技ではなく、競技、スポーツの場、しかもオリンピックで、この表現力。
役者、歌手を含めても、なかなかいないのではないか?

自分は、マスコミにはそっとしておいてもらって、安藤選手の周りに雑音がないように、ないようにとばかり思っていた。
けれど今は、オリンピックの舞台であのレクイエムを多くの人が見てくれたことを嬉しく思うし、もっともっと多くの人に、その素晴らしさを知って欲しいと思う。

表現者、安藤美姫が本来のジャンプを取り戻した時、素晴らしい感動が生まれ、世界を駆け巡るだろう。
安藤美姫が再び歩き出した。
僕たちはただただ、幸せだ。
いま、安藤選手は無敵です(゚Д゚)!
マリオでいえば、スターを取った状態です(*´д`*)

あのトリノオリンピックが終わった瞬間から、彼女のスケートから笑顔が消えました。

自分がフィギュアを見始めたのは、荒川選手のゴールドメダルのブームに乗って、なーんとなくでした。
同時の認識は、安藤美姫は四回転を失敗して意気消沈し、引退するかもしれない、そんな選手。真央ちゃん、すげー!
その程度でした。

ところが、偶然テレビで見たスケートアメリカで、僕のフィギュアスケート熱がいきなり沸点に達します。
ショートもフリーも、見るからにすごい連続ジャンプを決めて、男子並みのステップを踏んで、真央と同時の世界女王、キミー・マイズナーを一蹴して優勝したのが、安藤美姫でした。

あの、安藤美姫が?
…なにがあったのか?(゚Д゚)

その謎を解きたくて、それからはフィギュアを欠かさず見ることになります。
試合を見れば見るほど、安藤選手の何かを訴える演技に、強烈に惹かれていきました。
理屈ではなく、とにかくメッセージ性が強い彼女のスケートは、同時から僕の目には異色で、他の選手の演技からは、「声」が聞こえないことに気付きました。

安藤選手の演技だけが、同じプログラムでも、全ての試合で、色だったり、聞こえてくるような声が違うんです!
これが面白くて、パソコンで動画を何度も見たりして…動画サイトにコメントするなんて、後にも先にも、安藤選手の特別な力を讃えたくて仕方がなかった、あの時だけでした。

そんな唯一無二なスケーターは、心のままに人間の面も裏も表現できるだけに、打たれ弱く、外からの圧力に体も心も傷ついていきました。
それは、目に見えるほど明らかで、頬はこけ、ときには瞳の輝きすら失っていました。

しかし、コーチやご家族、熱心なファンの力を借りて、彼女自身が再び輝きを取り戻していきます。その不死鳥は、遂に世界選手権の二つ目のメダルを手にしました。

最後に待ち受けていたのは、あの、トリノの悪夢でした。
彼女を光から闇に突き落としたのは、確かにオリンピックだったんです。
それから四年…
彼女は再びオリンピックと向き合いました。

それは、直前の全日本でも彼女に牙をむき、フリーの演技中に身体に噛みついた宿敵でした。

安藤美姫とオリンピック。
まさに運命の対決でした。
はっきり言って、不可解な採点が暗雲立ち込める、イライラしかしない真央とヨナの対決なんて、このカードに比べたら次元が低すぎでした。
彼女たちはそれぞれ素晴らしいけれど、点数でも技の優劣でもない、もっと根源的でドラマチックな、人生という舞台で戦っている安藤選手の方が、何倍も美しい戦士に見えたのです。

傷ついては立ち上がり、を繰り返してきた傷だらけの美姫は、オリンピックという舞台に再び立っていました。
でも、今度は一人ではありませんでした。

多くの人から得た勇気で、女子最高難易度の3-3に挑んだ!!
回転不足を取られ、意外なほど低い点数をつけられた安藤選手は、再びオリンピックの攻撃を受けていました。
ファンも同じでした。彼女を庇うようにしたファン達もまた、メダルが遠のいたショックにうちのめされていました。

ところが、ここでファン達を引っ張り上げたのは、安藤選手でした。
エメラルドグリーンの衣装に身を包み、クレオパトラとなって、オリンピックの悪夢を「笑顔」という武器で撃破!!

「スケートをしていて良かったニコニコ
「幸せですニコニコ

勝利の勝どきを高々と掲げた安藤選手。

自分の中にいた、オリンピックの悪夢を倒した今の安藤選手に、敵はいません(*´д`*)。

あとは本来のジャンプを取り戻すだけです!!!
その舞台が、あのトリノかもしれないのは、これまた運命的ではないですか!!

世界女王になり、オリンピックの悪夢もぶち倒した、安藤選手。
次なる目標は、磨き上げた表現力と、本来のジャンプの完全なる融合です。
そのためには、そんな彼女に相応しい、新しいプログラムも必要です。

これから僕たちは、他のスケーターとは次元の違う、高い所で戦う彼女の崇高な戦いを目にするでしょう。彼女が自分の戦いに勝てば、メダルというオマケ付きです。

そして、その戦いに完全勝利する舞台は、ソチかもしれません!!ニコニコ