ストーリー:5.0
キャラ:5.0
作画:5.0
作中BGM:4.0
OP/ED:4.2
おすすめ度:4.6
合計→27.8/30.0
恋愛なのかは分からない。
けど、喫煙所で描かれる年齢差ある男女の独特の関係性……面白かったですねぇ。
SNSでの評判を受けて見始めたのですが、良い作品に出会えたなと感じています。
40代のサラリーマン・佐々木さんは最寄りのスーパーでいつも山田さんのレジに並ぶくらい山田さんのことが好き。恋愛的な好きというよりはアイドル的な感じで。
ある日、田山と名乗る女性に招かれてスーパー裏の喫煙所で一緒に一服して以降、田山さんとの一服が習慣になっていったのですが、田山さんと山田さんは実は同一人物。
恐らく、山田として佐々木さんと距離を詰めるというのが気恥ずかしかったから田山という人物を作ったのだと思いますが、佐々木さんは気付かないんですよねぇ(笑)。
髪型、声色、ピアス、制服と私服のギャップ……山田と田山で違いはあれど、『流石に気付くだろ…。』って思うけど気付かない。
気付かないから山田と田山が共存し続ける。
共存し続けることで、山田なのに田山の面が出てきたり、田山なのに山田の面が出てきたり……っていうところで2人の、いや1人なんだけど(苦笑)、心情の揺れ具合が分かるので表現方法が上手いなと思いました。
表現方法の上手さで言えば、、、
“間”の使い方。
タバコを吸って吐く、っていう一連の流れをセリフとセリフの間に入れることで、『なんて返すんだろ…。』って視聴者に考えさせる、とんでもないことを言い出すんじゃないかという緊張感……これは「ヤニすう」独特の雰囲気でした💨
佐々木さんと山田/田山さんの絡みが面白いのは勿論、ラブコメ大好きな店長とか騒がしい前澤チーフ、大野さんに小畑など……個性豊かな面々が脇を固めていて、作品として見やすかったです。
ダレるところもなく、よどみなくストーリーが展開されていった印象です。
佐々木さんからはあまり恋愛的な矢印は感じないですが、山田さんは恋愛的な矢印が佐々木さんに向いているように感じます。
もらった灰皿や激励のメッセージを大切にしていたり、佐々木さんと仲良く一服する店長や小畑を見て嫉妬したり、ワケあって出禁にしたらホントに来なくなって寂しがっていたり……。
逆にもう“あるある”かもしれませんが、憧れられてる方が、追われているように映っている側の方が実は好きだったりするので、ここから両者がどう距離を詰めていくか。
佐々木さんはいつ山田/田山さんが同一人物であることに気付くのか。
アニメ2期があるかは分からないですが、僕は漫画を全巻買ったので続きを楽しみたいと思います。
