結果を出している選手にチャンスすら与えずに非情通告するチーム。 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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加治屋投手、岩田投手、片山選手、遠藤選手、高濱選手が戦力外とのこと。



うーん……



まあ、加治屋投手はある程度チャンスがあった側の方なのでしょうがないかなと思うけど、他4人は2軍で結果を出していたにも関わらずチャンスすら貰えずに戦力外っていうね、これはアカンですよ。







『今年は活躍できなければというのは正直あった。わがままを言えばというか、ちょっと欲を言えばもっと見て欲しかったというか。それなりに自分も今年に関しては手応えを感じていたので。チャンスが欲しかったなというのが正直あります。』



“もっと見て欲しかった”

“チャンスが欲しかった”



退団する選手のコメントで初めて見たよ、こういうの。

僕が普段からチーム内の競争を煽り、代打枠とか代走・守備固め枠と決め付けるのはやめろって言い続けてる理由がそのまんまコレよ。

チャンスを貰えて、それでダメだったら自分でも分かるじゃんか、『終わった…』って。



岩田投手は変則左腕。

キャリアを通して1軍での登板はなく、今年は2軍で46試合に登板して防御率2.11。

この成績で一度も1軍に呼ばれないのはしんどいわな。

左のリリーフでは桐敷投手が70試合登板。ワンポイントで投げる場面も少なくなかったので、対左のワンポイントで輝くであろう岩田投手を使ってみるっていうのがあるべきだったと思うんだけど……。

抑える、抑えないはまた別の話よ。2軍で結果を出している選手が1軍に上がれなかったらモチベがなくなってしまうやんか。



そして遠藤選手。

個人的には一番ブチ切れポイント高いわ、遠藤選手を戦力外にしてるのが。

遠藤選手もキャリアを通して1軍での出場はなし。ですが、2軍では昨年から結果を残してます……っていうか、今年は最高出塁率のタイトルを獲ってます。

打率.262で盗塁が30。

遠藤選手は内野全ポジションを守れますが、今年のタイガースは内野のレギュラー陣がほぼ全壊でした。誰一人として開幕から計算通りの活躍をした選手がいなかった……にも関わらず、2軍で結果を出していた遠藤選手が昇格することはなかった。

これはね、大問題ですよ……。

高卒5年目だから大学に行った同い年の選手たちがルーキーとして入ってきて、言わば“勝負の年”だった。その年に結果を出した。でも1軍には呼ばれない……もうさ、タイガースは高卒取るのやめよう。

高卒を抱えるだけ抱えていつまで経っても勝負させない、チーム内の競争に入れさせないってのは酷いよ。

今年は糸原選手があまり調子良くなかったから左の代打でも全然使えたからね。



何か今年のタイガースの動きは好きになれない。

日本一になったからって補強を全くしなかったのもヤバいけど、今回のもヤバいわ。



現場も現場だけどな。

不調でも頑なに日本一メンバーで戦い続けた結果、若手にチャンスが回ってこなかった。

高濱選手と片山選手は若手ではないけど2軍で結果を残していた。シーズン前半の1軍野手の不甲斐なさを見れば全然チャンスがあってもおかしくないというか、むしろチャンスがない方がおかしい。



最悪だよ、こんなの。