7.21に開催されたDRAGONGATE 神戸ワールド記念ホール大会。
メインイベントに勝利し、ドリームゲート王者となったYAMATOさんが魂の14分マイク…‼︎🎤
若い世代への思い、団体への思いなどを赤裸々な語っていった中で注目を集めたのは“辞めていった人たちに対する発言”。
公の場でこういった直接的な言及をしたのは今回が初めてなんじゃないかな？？
で、T-HawkさんがYAMATOさんのマイクがあった翌日にnoteで怒りを露わにするというこのヒリヒリ感(￣▽￣;)
新日本とAEWが毎年“禁断の扉”っていう合同興行をやってるけど、この2団体は普段から交流が深いから正直禁断でも何でもないんですよ。
本当に禁断の扉なのはドラゲーとGLEAT。
GLEATには約6年前に『中国に拠点を置いた海外事業を進めていく』としてドラゲーを去った“CIMA、T-Hawk、エル・リンダマン、山村武寛”の4選手がいます。
YAMATOさんがマイクで言ってた『古いDRAGONGATEを捨てて、新しいDRAGONGATEを創った』というのはここの部分を指していると思うんだけど、側から見てたら不自然というか衝撃的なCIMAさん達の退団でしたよ。
『当時の所属ユニットも違う4選手がなぜ一緒に？』っていうところで、一番落ち着く結論が“内部分裂”。
団体の方向性、これからのことを考えた時に当時のドラゲーは今でこそ他団体と絡むようになったけど、当時は完全に鎖国状態でした。
これは完全に憶測だけど、恐らくこれからも『ドラゲーはドラゲーで。』と鎖国を継続していきたかった現・ドラゲーと他団体との絡みや世界進出を目指したいCIMA派で意見が分かれて折り合いがつかなかったんじゃないのかなと個人的には思っています。
結局、コロナのせいでドラゲー側もCIMA側も元々のプランとは違う道を辿ることになったと思うんだけど、ドラゲーはコロナ明けから鎖国をやめて他団体と絡むようになり、CIMAさん達は今現在は新団体GLEATの所属に。
鎖国をやめたドラゲーは新日本やノアと交流はあったものの、GLEATとは一切関わりなし。僕の知ってる限りでは昨年のジュニアオールスターが同じ大会にドラゲーの選手とGLEATの選手が集まった唯一の大会なんじゃないかと思ってます(詳しくは知らんけど)。
で、ドラゲーとGLEATの関係性に更に緊張感を持たせたのが一つはドラゲーで引退試合をおこなった吉野正人さんが引退後はGLEATで解説をしていること。YAMATOさんがマイクで言ってた“裏切り者”は個人的には……吉野さんを指してるのかなって。。。
もう一つはドラゲーの若手だったSB KENTo選手とTAKUMA選手が契約違反でドラゲーを退団となった直後にGLEATに参戦したこと……これ、引き抜きがあったんじゃないか？と考えるのが自然ですよねぇ。。。
あ、もう一つあったわ。石田凱士選手もドラゲーを退団してGLEATに移籍してますね。石田選手は当時ゴールドクラスっていう新ユニットを結成したばかりだったんですけどね……ただ、石田選手に関しては移籍先がアレなだけで円満退団だった可能性も無くはないので何とも言えない。
……
この他にもWWEに移籍した戸澤陽、フリーとなり新日本を主戦場にしている鷹木信悟、同じくフリーとなり全日本やDDTに上がりながらドラゲーにも上がり続けている土井成樹、ドラゲーを退団してフリーの期間を経て(？)ノアに移籍したEitaなど、トップ戦線の選手たちが軒並みドラゲー所属ではなくなったというのもドラゲーとしては正直痛かったと思う。
シュン・スカイウォーカー、Ben-K、箕浦康太など実績のある若手や中堅も出てきてはいるものの、世代交代という点では彼らの一つ上の世代であるT-Hawk、Eitaが抜けてしまったことで、段階をいくつか飛び越えて最前線に上がれてしまったのがベテラン勢と対峙した時の名前負け感だったり、結果に対しての説得力不足を生んでいるのかなと感じています。まあ、個人的にはそう思うって話ね、これは。
今回、YAMATOさんがチャンピオンになったわけだから、若手・中堅の壁として立ちはだかることになるんでしょう。誰がその壁をぶち破るのか、そしてぶち破った先に見えるものとは……楽しみですね。
まあ、僕はやっぱり感情移入出来るのはドラゲーを見始めた時にいた所謂ベテラン勢なので、YAMATOさんの長期防衛ロードに期待してます(笑)。