2010年代の新日本プロレスを支えた黄金カード“オカダ・カズチカvs棚橋弘至”が全ての始まりの地・大阪で実現しました。
12年前の大阪……当時IWGPヘビー級王者だった棚橋さんは連続防衛記録“11”を達成していた絶対王者。
そんな棚橋さんの前に挑戦者として現れたのがオカダさん。ただ、この時のオカダさんは何の実績もなく、1.4東京ドームでの凱旋試合もそんなに盛り上がらなかったので、『これは“噛ませ”で終わる。』と大半の人が見ていました。
ところが、終わってみればオカダさんが勝利。
IWGPヘビー級王座初挑戦で初戴冠を成し遂げるだけでなく、絶対王者・棚橋弘至の連続防衛記録を止めた衝撃……この出来事は“レインメーカーショック”と称され、新日本のみならずプロレス界に衝撃を与えた大事件として語り継がれています。
そんな“レインメーカーショック”から12年。
敵対していた2人は共闘する関係になり、遂にはタッグを組んでベルトを獲るまでに。
対戦成績はオカダさんの“8勝5敗3分”で迎えた17度目のシングルマッチ。
互いに『シングルを戦うのは今回が最後だろう。』と語った一戦はあの時と同じ2月の大阪で行われ、棚橋さんは当時の入場曲「HIGH ENERGY」で入場‼︎
シビれるやん……って言いたいところだけど、“新日本プロレスワールド”で観ていた僕、まさかの“「HIGH ENERGY」差し替え対応”でガーン……( ̄▽ ̄;)
『いや、許可取ってなかったんかい。』
オカダさんは入場の時点で目が潤んでました……(T ^ T)
オカダさんは金髪の一部をレインメーカーショックの時を彷彿とさせる紫色に染めてましたね。
棚橋さんの入場曲といい、こういった歴史がフラッシュバックする演出のエモさを僕はプロレスで学びました。
過去の対戦が蘇ってくる技の攻防もエモかったなぁ。
最後は棚橋さんのライバル且つCHAOSでオカダさんと共に戦ってきた現・WWEの中邑真輔選手の技である“ランドスライド”を基にしたツームストンパイルドライバーからのレインメーカーで3カウント。
2010年代を支えた黄金カード“棚橋vsオカダ”はオカダさんの“9勝5敗3分”で幕を閉じました。
どっちが勝ったのか分からないくらいの涙を流していたオカダさん(^^;;
新日本での試合は残り2つです💰☔️