【レビュー】『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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ストーリー:3.0

キャラ:4.0

作画:5.0

作中BGM/挿入歌:5.0

OP/ED:4.5

おすすめ度:4.3

合計→25.8/30.0




「ラブライブ!サンシャイン‼︎」のスピンオフ作品ということで、それなりの期待感を持って視聴したんだけど、結論から言うとあんまり面白くなかった。

「ラブライブ!サンシャイン‼︎」のスピンオフだから最終話まで観たけど、そうじゃなかったら途中で観るのやめてるよ。。。笑



だって、ストーリーがよく分からないんだもの。

世界観にしても流れにしても色んなことが説明不足というか、最終話まで観て率直に思ったのは『何がやりたかったんだろう。』ってこと。

ヨハネとライラプスの物語、ヌマヅの異変、歌、魔法……“本作を観る上でのポイント”はいくつかあったけど、そこが上手く交わらなかったというか、点と点が線にならなかったというか。。。




結局、“ヌマヅの異変”って何だったんですかね。

原因が分からないまま何となく流れで解決して終わってしまった為に“歌、魔法、異変”の関係性が言及されずに終わってしまった……。

物語中盤で異変が全く発生しなかった理由も分からないし、中盤に日常回が続く展開だったのでここで異変にフォーカスを当てるなりしていればまた違った流れが出来てたんじゃないかと思う。。。

何か全体的に『?』が残りますね。。。

匂わせるだけ匂わせて言及せずに終わった感。




僕は本作を『バトル系の作品』だと思って見始めたんだけど、蓋を開けたら本格的なバトルシーンは1回しかなかった。

まあ、そこの読みが外れたのはどーでもいいんだけど、バトルと言っても魔物とかが出てくるわけではなく、異変で凶暴化した姿を見せるのは常に鹿。何故かは知らないけど、基本的に鹿だった。

実在する動物が相手だからバトルパートもめちゃくちゃ気を遣った戦い方(物理技をやらない)で爽快感が無く、むしろ観てるこっちまで気を遣ってしまう感じだった……。



本編と別世界とか魔法とか、色々と振り切っている要素がありながら、敵だけは現実的なものに拘った理由って何なんだろうか。

まあ、その拘りを否定はしないけど、相手が魔物だったら思いっきりバトルシーンを展開出来ただろうし、見どころも作れただけに勿体ない。




一方で、作画、挿入歌、BGMはめちゃくちゃ良かった。

作画は異世界感というかファンタジー感が溢れていたし、挿入歌も“実質Guilty Kiss”とか“実質Aqours”のメンバーでの曲があって良かったです。