【レビュー】『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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ストーリー:4.8

キャラ:5.0

映像:5.0

作中BGM:3.8

OP/ED:5.0

おすすめ度:4.7

合計→28.3/30.0



年明けからYouTubeで期間限定配信されていた「平成ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」を観ました。



https://ameblo.jp/rainmaker1007/entry-12434771950.html


☝️上映当時に観にいった時の感想




上映から4年が経って、色々出てくる情報の中で一番大きかったのは本作のテーマが『3.11の時にオーズまでの平成ライダーは何をしていたのか?』ということ。

本作が『現実世界に仮面ライダーは存在しない』というメタ的な視点が一つの流れを作っているのは観ていれば分かりますが、3.11が絡んでいたのは驚きました。





作中では謎のままだった“アナザーWの正体”は3.11で仮面ライダーに裏切られた元・仮面ライダーファンらしい……。

アナザーWが言う『お前の罪を数えろ。』は勿論仮面ライダーWの決め台詞だけど、このテーマを踏まえると“助けてくれなかった仮面ライダー”への恨みがかなりあるんだなというのが伝わってきてツラいっすね。。。



『仮面ライダーは虚構かもしれないが、誰かの記憶に残っている限り、仮面ライダーは存在する。』というのがテーマに対してのアンサー……うん、良いんじゃないですかね。




ストーリーは時間移動が多く、気を抜くと頭が混乱するかもしれないですが、その分しっかり作り込まれているので“理解してくる楽しさ”がありますね。

作中に出てくるアタルとシンゴが兄弟で、高校生のアタルが弟、7歳の少年・シンゴが兄だということが理解出来れば、本作のストーリーも『だいたい分かった。』となるはず(笑)。




仮面ライダーの名を呼ぶ子どもたちに応えるように歴代の平成ライダー達が駆けつけるシーンはアツかった。

仮面ライダー電王/野上良太郎役の佐藤健さんのサプライズ出演も当時話題になりましたが、あれはシビれるね。。。



ただ、歴代の平成ライダー集結の弊害と言ったらアレなんだけど、本作の敵であるティードが終始良い緊張感を出していただけに終盤の“お祭り感”がBGM含めてちょっと勿体ないかなぁ……って思ったりしました。