昨日、新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM16 in TOKYO DOME』通称“イッテンゴ”が開催されました。
以下、各試合の感想です。
尺の関係上、第0試合と第2試合は省略しますが、第0-2試合でマスター・ワト選手がIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラード選手からギブアップを奪ったのは驚きました。
まあ、それよりも驚きなのはデスペラードさんやヒロムさん、デンジャラステッカーズ、そして“イッテンヨン”でメインを務めた鷹木さんが第0試合に出ていたことですね。
【第1試合】
「IWGPジュニアタッグ選手権3WAYマッチ」
《王者組》⭕️ロビー・イーグルス、タイガーマスク
vs
《挑戦者組》田口 隆祐、❌ロッキー・ロメロ
vs
《挑戦者組》石森 太二、エル・ファンタズモ
1年間謎に包まれた“ファンタズモの右足の疑惑”が遂に解決。右足には鉛が入ってました……やべぇ( ̄▽ ̄;)
石森&ファンタズモが退場になり、2チームでの争いに。タイガーさんの分断からのロビーのロンミラー・スペシャル……鮮やかでした。
【第3試合】
「KOPW2022 決定戦4WAYマッチ」
❌矢野 通vs⭕️鈴木 みのるvsチェーズ・オーエンズvsCIMA
鈴木さんがKOPW2連覇中の矢野さんから3カウントを奪うも、手錠で捕らえられる屈辱。2012年から続く“矢野vs鈴木の終わりなき因縁抗争”が新章突入の予感(笑)。
曲者揃いで面白い4WAYマッチでした。
【第4試合】
「NEVER無差別級6人タッグ選手権試合」
《王者組》EVIL、高橋 裕二郎、⭕️SHO
vs
《挑戦者組》後藤 洋央紀、YOSHI-HASHI、❌YOH
この日のHOTも面白くなかったな……。昨年11月大阪大会の試合の方が面白かった。コロナ禍じゃなければ相手側に声援が送られて盛り上がっていると思うけど、現時点で言えるのは“強いなと思える巧さ”を観ていて感じないのよね。その点、ジェイ・ホワイト選手は流石なんだよなぁと改めて感じた試合でした。
【ノアが乗り込んできた】
1.8横浜アリーナ大会で新日本との対抗戦を控える“プロレスリング・ノア”の選手たちがリング上を占拠。
武藤さんの入場曲で全選手が入ってきたのはよく分からないけど(そこは“GHCヘビー級王者”の中嶋さんの入場曲でしょう)、退場時に“GHCナショナル王者”の拳王さんの入場曲が聴けたのは嬉しかったです。
【第5試合】
「スペシャルシングルマッチ」
⭕️SANADA
vs
❌グレート-O-カーン
オーカーンがプランチャとムーンサルトプレスの引き出しを開けるも、最後は丸め込みで敗戦。
“テクニシャン対決らしい、派手さに頼らない濃い試合”だったと思います。
【第6試合】
「スペシャルシングルマッチ」
⭕️内藤 哲也
vs
❌ジェフ・コブ
2021年、怪物と化していたコブを内藤さんがなにか簡単に料理した印象を受けた試合。前日からの膝攻め……この2日間でコブの膝に低空ドロップキックを何度見舞ったか分かりませんが、ジャベを交えながら淡々と勝利へのプロセスを踏んでいった感。
【第7試合】
「IWGP USヘビー級選手権 ノー DQマッチ」
《王者》❌KENTA
vs
《挑戦者》⭕️棚橋 弘至
棚橋さんの『一生分の反則』がこの試合に。
それにしても、リング下からテーブル、パイプ椅子、USの挑戦権利証アタッシュケース、ラダー、ゴミ箱……色々出てきたな(笑)。
【第8試合】
「IWGP世界ヘビー級選手権試合」
《王者》⭕️オカダ・カズチカ
vs
《挑戦者》❌ウィル・オスプレイ
めちゃくちゃ良い試合でした…と同時に“王者、オカダ・カズチカ”の試合だったなと、どこか懐かしさを感じるような試合でした。
昨年のイッテンヨンのオスプレイ戦からレインメーカーを解禁したオカダさんですが、解禁以降初めてレインメーカーがカウント2で返されました。奇しくも、返したのが解禁した時の相手だったオスプレイっていうね。
オカダさんはシングル2連戦だったとか、まだ開脚式ツームストンパイルドライバーを出してなかったとかあるけど、レインメーカーの格を上げ直す為にレインメーカーを封印していた時期があったわけで……この先のタイトルマッチでどうなるのかは気になります。
新日本プロレスリング株式会社@njpw1972オスプレイとの32分越え“灼熱マッチ”を制したオカダがIWGP世界ヘビー初防衛!試合後、内藤が挑戦者に名乗り!猪木さんにもメッセージ!!★試合の詳細は新日本プロレス・スマホサイトで速報中!… https://t.co/1Va3wvH5uN
2022年01月05日 21:40
で、早速“次期挑戦者”が現れました。
いやー、内藤さんかぁ。
結果から考えても内藤さんしかいないっちゃいないんだけど、意外だわ。
“オカダvs内藤”、めちゃくちゃ好きなカードなので楽しみです。
そして、、、
オカダさんが涙を流しながら語った『声援のある中で試合がしたい。もう無観客に戻りたくない』。
奇しくもこの日、東京では昨年9月以来の300人台のコロナ感染が発表され、対コロナという点でまたしても不穏な空気が流れ始めました。
声援のある中で早く試合をさせてあげたい。
その為にも、出来ることをコツコツと。