「この音とまれ!」感想 #6(第12話〜第13話)
演奏直前にアクシデントが……。
明陵高校の聴く者を圧倒する演奏から始まった“邦楽祭”。
そして姫坂女学院の演奏は合同勉強会の時よりもレベルアップしていたようで、全国一位のハードルは更に高くなった模様( ̄▽ ̄;)
各校のレベルの高い演奏を聴いて、唯一みんなの前で演奏経験が無い来栖さんは緊張をつのらせます……。
そうだ、来栖さんは箏の経験者だけど、こういう舞台に上がるのは初めてだ…( ゚д゚)
順番が近づき、箏の搬入を進める愛たち。その時、立てかけた箏から来栖さんが手を離してしまい、鳳月さんの方へ倒れてきてしまうアクシデントが…‼︎ 鳳月さんの近くには愛が祖父から譲り受けた箏もあり、絶体絶命……というところを愛が何とか倒れてきた箏を手で抑えて、箏は2つとも無事で済んだものの、愛が手を負傷……演奏に響かなければいいんですけどね。。。
光太に厳しく指導してきた来栖さんは、自分がミスったら……って考えちゃって、目の前のことに集中出来てない感じ。
その気持ち、分かるなぁ。。。武蔵も何となくそれに気付いている描写はあったけど、自ら副部長になったり結構しっかり者な印象もあったから、信頼して必要以上に声を掛けなかったのかな??
また、第12話では“箏曲部顧問・滝浪涼香先生の過去”が遂に判明しました。
世界的指揮者と天才ピアニストの息子として生まれた滝浪先生は、演奏には全く興味がないものの作曲のセンスが小さい頃から天才的。しかし、周りにちやほやされ始めると、それまで自由に出来ていた音楽に縛りを感じ始め、本格的な音楽活動は辞めた……ってことでいいのかな。
なるほど、滝浪先生は何かしらの音楽の道を歩んでいたとは思っていたけど、サラブレッドだったか。斜め上をいかれたな(苦笑)。
「久遠」
鳳月さんを庇った時に手を負傷してしまった愛。それに気付いた滝浪先生は愛を連れ出し、出場停止を言い渡しますが、愛は『みんなと弾くのが楽しいんだよ。俺だけ外から見てるなんて出来ない。』と、強行出場を明言。そのやり取りを聞いてしまった武蔵は滝浪先生から部長として最後の判断を任されます。まあ、愛の右手が結構腫れてたから、滝浪先生としてはそりゃあ出場をストップさせるよなぁ……。でも武蔵も言ってたけど、本当に出場させたくなかったら自分で医務室に連れていきますよね。滝浪先生はなんか本気度を試してる感じなんですかね。。。
結局、武蔵は愛の強行出場を認める判断を下します。ただ、愛が負傷しているのを知っているのは武蔵と滝浪先生だけ。更に、愛が手の負傷を隠す為に本番前の30分練習をスルーした事により、この日に限って言えばぶっつけ本番に。
愛たちが大会で披露した楽曲「久遠(くおん)」はオリジナル楽曲なんですね。曲名が主人公・久遠 愛(くどお ちか)にかかってます。
合宿以降しっかり決まっていた武蔵との掛け合いが愛の負傷の影響でズレたことをキッカケに全員のリズムが狂い出す苦しい展開に。本番直前に愛の様子が変だと思っていた鳳月さんは、愛が奏でる音にも違和感を覚え、チラッと愛を見ると、視界には紫色に腫れた愛の右手が……。
結構腫れてたから、見たらビックリよね……(ー ー;)
愛が負傷していることに気付いてしまった鳳月さんも動揺が激しくなり、このまま最悪の演奏……かと思ったら、何と光太がリズムを立て直すという感動の展開。合宿でみんなの足を引っ張っていると自分を責めていた光太が、ここでみんなを引っ張っていくというエモさ。この伏線は気付かなかった……‼︎(T ^ T)
光太のおかげで立ち直り、上手くまとめた時瀬高校筝曲部。さて、気になる結果は……と、ここで第13話終了。
「この音とまれ!」は2クール作品なんですけど、第13話(1クール最終話)と第14話(2クールの最初)は約3ヶ月空いてるんですよね……。まあ、気になる人は原作を読みなさいって話なんだけど、僕みたいにアニメに拘る人はリアタイしてたら3ヶ月待たなきゃいけなかったんですね(苦笑)。OAから約2年経ってるけど、3ヶ月待たずにこのまま一挙配信で見れる僕はちょっとラッキーかもしれない(笑)。
#7に続く。。。