○前半戦終了時の成績
阪神タイガース
順位:1位(2位巨人と2ゲーム差)
戦績:48勝33敗3分
打率:.251(セ・リーグ5位)
得点:343(セ・リーグ4位)
本塁打:82(セ・リーグ4位)
盗塁:71(セ・リーグ1位)
防御率:3.32(セ・リーグ2位)
失点:304(セ・リーグ2位)
〜前半戦総括〜
今回は“阪神タイガース”の前半戦の総括です。
阪神タイガースは前半戦を首位で終えることが出来ました。僕自身、開幕前の順位予想では阪神を3位にしているので、開幕からの快進撃だったり前半戦を首位で終えたという事実にかなり驚いてます(苦笑)。
開幕から振り返ってみると、まず阪神は8人中6人の外国人選手が開幕OKという状態でシーズンを迎えることが出来たというのが大きかったですね。外国人選手の来日が開幕に間に合わないチームが多い中、阪神は戦力が整った形で開幕を迎えることが出来ました。
そしてガンケル投手とスアレス投手、マルテ選手とサンズ選手がしっかり結果を残してくれました。助っ人の活躍が首位ターンの大きな要因でしょう。
それに加えて今年は開幕から“ルーキーの活躍”も光りました。
5月の月間MVPを受賞し、ここまで20本塁打の佐藤 輝明選手。開幕はベンチスタートでしたがコツコツとヒットを重ね、ショートのレギュラーを掴んだ中野選手。開幕から先発ローテーションを守り抜いて5勝をマークした伊藤 将司投手。この3人のルーキーの活躍……即戦力で取ったとはいえ、ここまでの活躍は嬉しい誤算。佐藤選手に関しては『ホームラン5本打てれば良い方だ。』と思ってたら前半戦で20本ですからね、凄いルーキーです(苦笑)。
また、高卒2年目の及川投手がリリーフで大活躍。防御率1.56という数字を残し、勝ちパターン入りを伺うところまで来ていますし、先発では青柳投手がチームトップの8勝を挙げていたりして、チーム全体の底上げが出来ている印象は受けます。
ただ一方で、糸原選手と大山選手の負傷離脱、西 勇輝投手の不調、岩崎投手のスタミナ切れ……など、ある程度の活躍を計算出来る中堅クラスの選手たちが思うような結果を出せなかったり、戦線離脱をすることになったりというところでは結構苦しかったなと。
あと、僕が開幕前に懸念していた“岩貞投手の勝ちパターン入り”……やっぱりキツかったですね。昨年リリーフをやったと言ってもシーズンの途中からで、圧倒的な数字を残していたわけでもないのに、何故か岩崎投手と同格に扱われて更には投手キャプテンも任されて……荷が重すぎたというところでしょう。
そういったところを上述の外国人選手やルーキー達が補ってくれたので良かったですが、チーム全体でカバーしたツケが交流戦明けに来て、失速に繋がってしまったのかなと思います。打線全体の不調とリリーフ陣の不安定さは結構響きました……。
そういう時こそ監督・コーチの出番なんですが、基本的に選手任せのチームなので、選手の調子に比例して交流戦明けはズルズルと負けが込んでしまいました。監督・コーチ、試合に関わってくれ(切実)。
〜後半戦に向けての課題〜
まず、絶対やらなければならないのは“勝ちパターンの再編成”。シーズン序盤から“7回を誰が投げるか問題”が課題として残り、解消されないまま前半戦が終わってしまいました。また、岩崎投手も1軍復帰以降、安定感を欠いた上に侍ジャパンに選ばれているので後半戦に向けたコンディション調整が期待出来ない……。そう考えると、守護神・スアレス投手以外の勝ちパターン再編成は必須。
実績ある投手が少ないので、ある程度流動的になるのは覚悟してその時調子が良い投手を勝ちパターンで使っていく、という感じ……かな。先発陣は比較的計算出来る投手がいるので、投手コーチはとにかくリリーフ陣のテコ入れに全力を注いで欲しいです。
あとは、“選手任せ”が過ぎるかなぁ。
選手の力だけで勝つのはたしかに首脳陣からしたら理想的かもしれないけど、若い選手が多いまだまだ発展途上のチームでそれは難しすぎるでしょ……。現にリーグ2連覇してる巨人ですら要所で原監督が試合の流れを変えるべく動いている。
ピンチの場面とか苦しいチーム状態の時とか、もっと動いても良いんじゃないのって思います。矢野監督自らマウンドに行って声を掛けるというのが一度ありましたが、そういうのをもっと欲しいですねぇ。
とにかく、監督・コーチの“選手任せ”が過ぎるのでベンチ主導で試合の流れを変えることが出来るかがポイントかなと思います。
