7月9日
甲子園(対巨人7勝6敗)
阪神4vs1巨人
※7回降雨コールド
本:マルテ16号(6回裏ソロ)
投手:秋山
〜MVP〜
糸原 健斗
3打数2安打1打点
3回裏に先制し尚も2アウト2塁のチャンスでライトへタイムリー。1点で終わるか2点目が入るかでは全く違うという状況下で見事なバッティングでした。
《戦評》
今シーズン2度目の降雨コールド勝ち。前回も巨人戦でしたね。まあ、“試合が止まった時点で阪神が勝っていた”というのが全てです。
先発・秋山投手は中4日での登板。ここ最近は良い投球内容ではありませんでしたが、この日はコントロール抜群で7回途中1失点完投勝利。7回表は連打でノーアウト2,3塁のピンチを作りましたが、雨に救われました(笑)。普通に試合が続いていたら同点或いは逆転されてたでしょうね(^^;;
打線は相手の2つのエラーで戴いたチャンスで先制したり、点を取られた後にすぐ突き放したり、欲しい時に点を取れたのが良かったと思います。
リリーフ陣を温存して勝てたのも良かったです。
7月10日
甲子園(対巨人7勝7敗)
阪神1vs8巨人
本:サンズ16号
投手:伊藤将、石井大、齋藤、岩田
〜MVP〜
該当者なし
《戦評》
伊藤 将司投手、初回から4四死球で試合を壊しましたねぇ……。で、中野選手が梅野選手の送球を逸らして4点目を与えて勝負あり。梅野選手も投げてもセーフなんだから投げなくても良かったでしょうよ。ってか、ランナー1,3塁から走者に振り回されて失点するの今シーズンの巨人戦だけで何回目よ(苦笑)。4回は観てる気がするぞ(ー ー;)
前日の勝った勢いを台無しにする初回の守備を見せると、その後も失点を重ねて5回までに3被弾。淡々と点を取られてた印象。完全に相手をノせちゃいましたね。
打線もいつも通り全然反撃しない。なんかあんまり書くことない(笑)。中身のない試合でした。
あ、大山選手を4番に戻してましたね。痛恨のゲッツーがありましたが、ヒットは1本出たので次に期待。
7月11日
甲子園(対巨人7勝8敗)
阪神0vs1巨人
投手:西 勇
〜MVP〜
西 勇輝
9回 被安打4 奪三振5 与四死球0 失点0
9回1失点の好投も完投負け。前回登板の7失点KOから中8日で見事に修正をして、コントロールも良かったと思います。良かっただけに8回表の先頭・亀井選手にツーベースを打たれたのと、2ストライクから大城選手にタイムリー……この2本が痛かった。。。でも、この試合の意味を理解した投球に見えましたし、1点だけですからね……。
《戦評》
西投手はこの試合の意味を理解していたけど、矢野監督は理解出来ていなかった模様。理解してたら9回裏に代打・ロハスJr.選手は絶対ない。打率が1割切ってる選手を1点ビハインドの最終回に平気で出す……そりゃあ勝てないですよ(苦笑)。あの場面は原口選手一択でしょ。
選手任せのチームだから選手が事を起こさなきゃ、この試合のように淡々と負ける。打線が1安打に抑えられているのに代打は出さない、ピンチの場面でベンチ主導で指示を出さない、代打を出したと思えば打率1割切ってるロハスJr.選手……。
監督・コーチは何やってるんですか??
〜3連戦を終えて〜
1勝2敗で負け越し、遂に今シーズンの対戦成績も7勝8敗と負けが先行する展開に。
この2位巨人との3連戦は絶対に勝ち越さなきゃいけなかった。前カードで3位ヤクルトに2勝1敗と勝ち越し、ここで巨人にも勝ち越せれば再び逃げ切り態勢に入れるかもしれなかった中で、初戦をモノにしていながら結果的に負け越し。巨人には戦力で劣る以上、阪神は流れや采配を大事にしないと勝てないわけだけど、流れは2戦目で簡単に手放したし、3戦目は采配という采配も無し。
うーん、何で監督・コーチは必死に巨人戦を取りにこないの? 阪神が優勝するには巨人戦が鍵を握ってることは明らかで、選手は勿論、監督・コーチもより力を入れて臨むべきでしょ。それなのに代打は出さない、ピンチの場面で指示も出さない、基本的に選手任せ……これでは選手たちがしんどいし、何の為に監督・コーチが試合中にベンチにいるのか分からない。選手たちには『事を起こせ』とよく言っているみたいだけど、監督・コーチも事を起こしていただきたい。先日の広島戦で矢野監督自らマウンドに行ったみたいに。選手たちは確実にレベルアップしてるけど采配という部分におけるレベルアップは今のところ全く見られない。それがないと優勝は無理。