【レビュー】『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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全13話
【評価】
ストーリー:3.0
キャラ:2.8
作画:2.8
作中BGM:3.0
OP/ED:3.0
おすすめ度:2.8
合計→17.4/30.0
※感想記事→「アニメ 感想」(第1話〜第13話)



現実的なことを考えなければ面白い作品なのかなとは思います。サラリーマンと女子高生の同居生活という設定自体は斬新で良いと思いますし。
ただ、どうしても吉田さんが女子高生を何ヶ月も家に泊めたことへの社会的な善悪がしっかり示されてないのは引っかかる部分。
2年後が描かれたラストで、第1話の吉田さんと沙優の初遭遇のシーンとダブる形での再会で締めるというのが終わり方としては良かったかなと。


ストーリーはギャグ強めな作品なのかと思ってましたが、結構シリアスな作品でした(特に沙優の闇が深すぎた……)。
沙優が抱える闇に引っ張られるような形で、話が進むにつれて空気も重くなってきて『思っていたラブコメと違うなぁ……。』って感じてしまいました。個人的に期待していたものと実際の部分で“ズレ”がありましたね(ー ー;)


キャラに関しては全体的によく分からないというか、観ていて感情移入出来たのは三島さんだけでした。三島さんはいわゆる“負けヒロイン”的な立ち位置でしたが、その負けっぷりは何とも言えない気持ちになりますし、吉田さんと沙優のイチャイチャを見せつけられて涙を流すシーンは辛かったです(T ^ T)
三島さん以外はよく分からなかったんですが、特に後藤さんですね。何を考えているのか、何がしたいのか……吉田さんと両思いでありながら一度告白を断るというムーブは理解不能です(苦笑)。
吉田さんの正義感も北海道までついていくというのはちょっと度が行き過ぎてて引いてしまったかなぁ……。。。


設定が設定ですし、最終話まで観ても自分の中で引っかかる部分というのもあって、おすすめはなかなか……。
『こういう作品もあるよー』という形でなら薦めますけど。