「この音とまれ!」感想 #3(第6話〜第7話)
来栖 妃呂登場。
全校生徒の前で「龍星群」を披露し、教頭からも認められた箏曲部。演奏を聴きにきていた仁科楽器のおばあちゃんも認めたようで、愛の祖父から託されていた箏を愛に渡します。まさに、あの世とこの世が繋がったかなと(箏はあの世とこの世を行き来出来るとされる龍がモチーフになっている)。
そんな箏曲部に武蔵部長と同じ2年の“来栖 妃呂”が入部しました。
来栖さん、見た目はカワイイんですがこれがまたとんでもないヤツで、箏曲部を崩壊させようと『鳳月さんがレベルを下に合わせるのが大変だ、って言ってた。』とか、『久遠くんとは箏への価値観が違う。』などなど、言ってもないことを愛たちに吐き捨てて、混乱に陥れようとしてきます。
しかし、愛が『本人が言ったことしか信じない。』と切り捨てたことで、来栖さんの作戦は終了。
このちょっと前に箏曲部の顧問が顔を出しましたが、その顧問も全然やる気ない感じだし、第6話は顧問の登場から最後まで不穏な感じでした( ̄▽ ̄;)
悲しい過去。
体調不良で学校を休んだ鳳月さんにプリントを届けるよう頼まれた愛。記された住所の場所へ向かうも、そこはお嬢様が住む場所とはかけ離れた普通のアパート。半信半疑でインターホンを鳴らすと出てきたのは如何にも体調不良という感じの鳳月さん……。
なるほど、そう来たか。箏の家元である母と上手くいってないのは何となく分かっていたけど、もう一緒に住んでも無かったか……( ̄▽ ̄;)
鳳月さんを看病する際、箏曲コンクールのDVDを見つけた愛はそれを視聴。鳳月さんの演奏が凄かったのか、見終わった愛の目には涙が。。。
それに合わせて、鳳月さんの過去が描かれていました。父親の早すぎる死から鳳月家が崩れていった感じですね……。家元となった母は周りからの重圧に潰されかけていて、娘・さとわ(鳳月さん)の進路を一方的に決めてしまいます。
普通に考えればおかしな話なんだけど、それに気付けないくらい家元としての重圧がのしかかっていたんでしょうね。
さとわは母に改心してもらうべく、箏曲コンクールで予定していた曲ではなく、両親に縁のある曲を演奏。しかし、演奏は素晴らしかったものの、違う曲を演奏してしまった為に失格。更には、母に改心してもらうことも叶わず、筝へのモチベーションを完全に失ったさとわは稽古もしなくなり、遂に母から破門を言い渡されます。
鳳月さん親子のすれ違い……悲しすぎる(T ^ T)
鳳月さんが実は鳳月会を破門になっていることを人づてに聞いた来栖さんは、もう一度箏曲部を崩壊させようと企みます。
しかし、武蔵を除く部員たちには“破門”の意味が分からず(苦笑)、挙げ句の果てには武蔵が自分の口で直接伝えた鳳月さんに感謝するという、来栖にとっては面白くない展開に。個人的にはその後、箏曲部に近づいた狙いを話した来栖に武蔵が『来栖さんってよっぽど暇なんだね。』と、静かに怒りをぶつけたシーンが良かったです。結局、その後来栖からバッグで攻撃をくらうんだけど、武蔵の箏曲部への思いが見えた瞬間だったから好きですね^ ^
箏曲部崩壊作戦が見事なまでに失敗に終わった来栖さん。こういう性格になってしまったのは、かつて自分が同じやり方でハメられたからでした。でも、『来栖さんももう箏曲部の一員なんですよ。』と言わんばかりに、武蔵や鳳月さん、それに愛が来栖さんに声を掛けて、来栖さんはまた箏曲部の部室に足を踏み入れるのでした。
来栖さんも被害者って感じよなぁ。。。
箏曲部を友情ごっこと揶揄していたけど、それって裏を返せば来栖さんから見て箏曲部に友情とか絆を感じたとも言える。自分には無いものだから壊そうとした、ってところかな。
いやー、第7話は鳳月さんの過去と来栖さんの過去が明かされたわけですが、どちらも悲しい過去があって……でも、だからこそ分かり合えるというか箏曲部で一緒に活動していく意味があると思ったり。箏曲部のみんなが来栖さんを見捨てないのも良かったです(T ^ T)
#4に続く。。。


