☆フレッシュなオーダーで練習試合に臨んだ青道。ベンチ入りメンバー発表まであと2週間。
御幸が東京選抜で離脱した中で迎える練習試合。二日間ダブルヘッダーで4試合を行う模様。特に、2日目はセンバツベスト8の山守学院(山梨)と昨夏甲子園ベスト8の西邦(愛知)と対戦するということで楽しみ。山守学院戦は降谷、西邦戦は沢村が先発予定で、ベンチ入りメンバー発表まで2週間となり、エースナンバー争いもいよいよ佳境。。。
1日目の竹原戦は、瀬戸・高津の二遊間、3番4番を由井と結城に任せるなど控えメンバーを中心としたフレッシュなオーダーで臨んだ青道。
瀬戸にとっては1軍に合流してからいきなりのチャンス。春の都大会が終わってから懸命にアピールしている高津ももう一押し欲しい……ところでしたが、高津が2つのエラーを記録してしまい、瀬戸と高津は途中で交代させられます。
まだ、瀬戸は何もしてなかったので、正直高津のエラーの巻き添いをくらった感じがしますが、それにしても高津は痛恨のエラーですね。懲罰交代的な意味合いでベンチに下げられていますし、ベンチ入り争いからは一歩後退かな……。
結局、この試合は全打点を3年生が叩き出し、先輩の意地を見せたような形に。瀬戸と高津に代わって起用された木島と中田の二遊間は安定だったようで、この試合で地味にベンチ入り争いは差がついたかなと。
☆東京選抜vs明神大学。
東京選抜は明治大学……いや、明神大学と練習試合(笑)。明神大学には、昨年の青道のキャプテン・結城哲也がいます(今、青道にいる結城将司の兄)。
成宮は乾と、梅宮は御幸とバッテリーを組んだように、夏の大会前に集まっているだけあって同じ地区同士ではバッテリーを組ませない配慮を徹底する方針の国友監督。素晴らしい👏👏👏
また、キャッチャーの御幸と乾は2人ともバッティングが良いので、キャッチャーで出ない場合はファーストの守備につくようです。
試合は、東京選抜が明神大学に勝利。アメリカチームは東京選抜の勝利を見届け、親善試合に向けて静かに火花を散らしていました。
ってか、明神大学は1、2年だけだったとはいえ、大学生に勝つ東京選抜って凄い
☆東京選抜vsアメリカ。
1.アクシデント発生……。
第1戦は乾がキャッチャーを務め、御幸は3番ファーストでスタメン。乾がキャッチャーなので、ピッチャーは西東京の学校の選手たちが起用され、成宮鳴もマウンドへ。
しかし、アメリカチームのカーライルが振ったバットが乾の後頭部に当たるアクシデントが発生……。外国人打者はスイングが大きいというか、振ったバットが後ろまで来ますからね、キャッチャーはこれを頭に入れておかなければならないのですが『成宮の変化球を確実に捕ろうとするあまり、知らず知らずのうちに前に出てしまっていたか……。』と乾。急造バッテリーであるが故に、捕る方に必死になって、前に出てしまったみたいです。
同地区ではバッテリーを組ませないようにしてきた国友監督ですが、『夏の大会前に無理はさせられない』と乾を下げ、御幸にキャッチャーを任せます。
カルロス『さてさて……お前にうちのキングをコントロール出来るかな？』
白河『打たれたら全部お前のせい。試合に負けてもお前のせい。全部お前。』
成宮『キャッチャーならさ、俺(ピッチャー)を輝かせてよ。』
と、御幸に対して上から目線で煽る稲実メンバー(笑)。
山岡だけだよ、『得点は俺たちが取る。お前はリードに専念しろ。』って、優しい言葉を掛けてくれたの(笑)。
アクシデントによるバッテリー結成で、御幸は成宮の球筋を見ることが出来たわけですが……そこで御幸は成宮鳴の成長を目の当たりにし、衝撃を受けます。
成宮と言えば、スクリュー気味に落ちるチェンジアップが武器ですが、その変化量は増していて、ストレートも球威が増している……。
成宮からすれば夏に向けて御幸にプレッシャーをかける投球でしたし、御幸にとっては成宮鳴の現在地を確認出来た……アメリカチームと戦いながら、成宮vs御幸がもう始まったような感じでした。
ちなみに、第1戦は引き分けで試合終了。
先発・楊舜臣の投打にわたる活躍も光りました。大会規約の関係で夏の大会に出られない楊舜臣は、この親善試合で全てを出し切っていました。
御幸と稲実メンバーの絡みがとても面白かったです。白河が御幸に結構当たりが強いのも面白かったです(笑)。
＃15に続く。。。