『ダイヤのA actII』 感想 #15 | KENのブログ〜Flying to the World〜

KENのブログ〜Flying to the World〜

阪神タイガース/ゲーム/アニメ/NJPW/日向坂46 etc.
ネタがある限り毎日更新。
いいね・コメント、めちゃくちゃ励みになります。コメント、お気軽にどーぞ。






☆青道vs山守学院‼︎
今年のセンバツでベスト8入りを果たしたチーム同士の試合。


山守学院は双子の神足兄弟バッテリーを中心としたチーム。個々のレベルは平均並みだけどチーム力で勝ち上がるタイプっぽいなぁ。。。


1.小野、負傷離脱……。
いきなり、悲しすぎるタイトルになってしまったけど、御幸がいない間はスタメンマスクはずっと小野。これは、片岡監督が『小野には常々こういう機会を与えてやりたかった。』と言っていたように、普段は絶対的なキャッチャー・御幸がいる為、なかなか出番の無い小野に御幸が東京選抜で離脱している間はスタメンを任せるという粋な計らい。
小野は献身的なリードが売りのキャッチャーで、この日も相手全員を全力でねじ伏せようとする降谷に声を掛けにいって落ち着かせたりしていました。
このバッテリー、昨秋の神宮大会では降谷のボールを小野が後ろに逸らした際にランナーが生還し、それが決勝点で負けた……という苦い経験をしていて、特に小野はその経験をバネにしてまた成長を続けてきた選手。その成果を見せたいところ……でしたが、、、
エンドランを仕掛けた相手打者が捉えきれずに飛んだファールチップが、小野の右手に直撃……。。。


小野はそのまま病院直行。病院へと向かうタクシーの中で思わず悔し涙が……。
完全にアクシデントですね。相手がエンドランを仕掛けたから、右手が前に出てきて(打者が空振りした際に飛び出しているランナーを刺す為の送球の準備)、そこにファールチップが飛ぶ……不運としか言いようがない。。。


2.キャッチャー・由井。
負傷した小野に代わり、キャッチャーは1年の由井。ただ、まだ由井は降谷のSFFを捕球することに不安があり、この試合でも後ろに逸らしてしまいます……。
降谷はストレートが150km/h出ますから、SFFはだいたい145km/hくらいでくるから、止めるのは結構難しいし大変だと思う。組む機会が少ない中で、止めきれないのは仕方ない。片岡監督も由井に対して『お前はよく止めている。』とフォロー。


3.降谷暁の現在地。
『ストライクが先行しボール球も振らせる型にハマれば天下無双。だが、その型が少しでも綻び崩れてしまった時は恐ろしく脆い。』と、降谷の投球を分析する落合コーチ。天下無双だった、巨摩大藤巻戦、恐ろしく脆かった市大三戦……ってところでしょうか。
『伸び代は計り知れず、将来有望な選手とはいえ、これが降谷暁の現在地。指導者である我々はそれを理解しておかなければならない。』と、続けた落合コーチ。
落合コーチが青道に来てすぐの頃は、降谷に『お前は日本一の投手になれる。』と言い切ったり、『私なら秋大は降谷の為に捨てる。』と片岡監督に言ったりしていたけど、さすがにここ最近の降谷のピッチングを見て冷静になったのかな。。。

結局、降谷は6回途中2失点と数字だけ見ればまずまずですが、四球が目立った投球内容は褒められたものではありませんでした。



4.練習試合の連勝がストップ……。
降谷から金田にピッチャーが代わり、キャッチャーも由井から奥村に代えた青道(由井はレフトに)。
降谷が招いたピンチは金田が凌ぎ、前園のタイムリーで1点勝ち越して3対2。しかし、金田が山守学院打線に捕まり、3対4と逆転され最終回。
うーん、金田惜しいなぁ。。。


最終回、奥村がヒットで出塁し、金丸が送りバントで1アウト2塁のチャンスを作り、バッターは由井。
回想シーンがあったり如何にも打つ流れのBGMが流れたりする中、空振り三振……。この裏切り、昨夏の稲実戦を思い出す。。。(T ^ T)
結局、3対4で山守学院に敗れた青道は、練習試合の連勝記録が“19”でストップ。



青道の連勝記録を止めたのは山守学院だったか。まあ、夏の大会まで連勝が続くより、ここで負けておいた方がより緊張感を持って試合に臨めるんじゃないかなと。
とはいえ、負けたことは受け止めなければいけないわけで、御幸がいないからとか、アクシデントがあったからという言い訳は、一発勝負のトーナメントでは通用しません。
そういう意味では、次の西邦戦がめちゃくちゃ大事です。


#16に続く。。。