どちらかというと、構えずに見て欲しいミステリー映画それが、

「シャッターアイランド」です。


ミステリーが好きすぎると、楽しめないかもしれない・・・。

前振りをしすぎてる気がするので。


設定は、精神病の犯罪者を収容しているシャッターアイランドで人が消えた。

それを捜査に来るのが、テディーを主人公とする映画。

時代は、2次大戦直後で、主人公もナチスの収容所に攻め込んだ経験がある人です。


激しい演出と細かいところへのこだわりがいかにもハリウッドっぽい。

それが露骨でなく、綺麗にいせるのがさすがといいたくなる。

演技もほんとに細かいところまで完璧になってるし。


ただし、観る人はやはり選ぶかも。

ミステリー好きだと、物足りないかもしれない。

逆に、手品とかを素直に驚ける人は、これほど楽しめる映画はないです。


とにかく、ラスト30分を楽しみに、観てみるのがよいでしょう。



SFというとやはりこれになるのかなと思います。

映画館のシステムのよさでも、家で見ても迫力があるすごさを見せ付ける。

それが、映画「スターウォーズ」


この作品は、いろいろ説はあるものの6作品で構成されています。

いずれ、9作品になるかもしれませんが。


6作品で見るならば、この作品はアナキン・スカイウォーカー=ダースベーダーの物語といえます。

なんと言っても、エピソードⅢまでは完全に主人公なのだから。

とにかく、不幸な人ですよ。

体がぼろぼろになり、宇宙全体の敵になり、何より子供の敵になります。

全部だまされて。

しかも、エピソードⅠの時点でなんとなく危険性が意識されてる。

そこを考えると「ルーク」のほうがやばいはずなんだが。

この辺の心理の変化や背景がちゃんと描かれているのも、この作品の魅力だと思います。

他の人々も、利害やら思惑やら、サブキャラに至るまで、しっかり設定されています。

SFも派手な映像だけではなく、ストーリーが大事だと分からされます。


さて、この作品エピソードⅣ~Ⅵがまず公開されます。

当時はお金がなく、役者が安い人が集められたらしい。

正直、あの子供たち(の顔)がⅠ~Ⅲのあの二人の遺伝子とは思えない。

それでも、CGやセットに手が抜かれていなくて、SFとしての魅力はすさまじいものがあるけれど。

でも、Ⅰ~Ⅲでもエキストラの中にはライトセーバーを使ったアクションが怪しい人がいるけれど。

やはり、殺陣の要素が強いものはハリウッドだときついということかも知れないけど。

その辺も意識して、細かいとこ観ていくのも面白いかも・・・。


初期の公開が、30年前の作品にもかかわらず、今の作品に劣らないクオリティーがある。

何より、今でも斬新と思えるアイディアがある。

この作品のすごさは、監督のクリエイティブでしょう。

個人的には、Ⅳ~Ⅵみて、Ⅰ~Ⅲ観る公開順での鑑賞が良いと思います。



油断すると、下手な恋愛小説として読んでしまう。

いや、読んでしまった。

そんなミステリー。

小説「イニシエーションラブ」


正直、ミステリー小説だと言われて読んでみたけれど、ラストまでピンとこなかったです。

しかし、これぞまさしくミステリー小説なのです。


個人的には、ミステリー小説は、マジックに似ていると思っています。

マジシャンは1流になればなるほど、ムダがありません。

タネ明かしされると何てことないことでも、見抜けないようになってるんです。

それは、他愛もない会話の全てが意味を持っているからです。

ミステリーも、1流であればあるほどムダがなく、全てに意味があります。


元々、あらすじはあまり書かないのですが(自己満足で書いてるのに・・・)、

特にこの作品に関しては、あらすじが書けません。

だって、答えを書くしかなくなるから・・・。

ほんとにそれくらいムダがないのです。

タイトルにすら意味があるのです。


とにかく、漫然と読まないでください。

そして、最後まで一気に読んでください。

そうすれば、この作品を本当に楽しめると思います。


ちなみに、この作品は設定などは完璧に練りこまれています。

ここを決して疑わないで下さい。

僕はこれを疑って、見事にミスリードされました。


真相に途中で気付いたら、気付いたで別な楽しみ方もあるので、とにかく最後まで読んでみてください。


亡くなれた藤田まことさんの冥福をお祈りしつつ、彼が一生のほとんどを掛けて携わった

時代劇「必殺仕事人」

を取り上げたいと思います。


まず、この作品について内容を知らない人はいないと思います。

しかし、これが「必殺シリーズ」の一つとしてはじめ作られたことを知らない人は多いのでは?

しかも、必殺シリーズの別の作品では中村主水は主役ではなく、出てすらいないものも多いのです。

この必殺シリーズが、人気にかげりが見え始め、奇抜な作戦として行ったのが、当時は若手だった藤田まことの起用だったのです。

なぜ奇抜な作戦なのかというと、藤田まことは当時喜劇人として有名だったらしい。

今のように、芸人が市民権を得ておらず、落語がお笑いの中心だった時代なのだから、喜劇人とはいえ今で言えば芸人。

若手芸人が月9のような本気ドラマ枠で主演を果たしたようなもの。

当然、みんな期待していなかった。

しかし、時代劇なのにフンダンに笑いの要素を組み込んだことで人気を博すことになりました。

誰もが知っている有名時代劇となり、長い間愛され続ける作品となったのです。


さて、この作品にはいろんな魅力があります。

それらを一つ一つつづっていきたいと思います。


1.人を殺すというテーマ付け

必殺仕事人が他の時代劇と大きく違う点は、悪いやつらを懲らしめるのでは闇から闇に葬り去るということです。

これは、批判を受けやすいテーマ付けだと思います。

普通の時代劇は、悪事を働こうとする悪いやつらに良い人たちが攻撃されるまさにそのときに主人公が現れ、救ってしかもとても偉い人でしたという展開がほとんど。

でも、仕事の依頼人は大半が死んでいます。

その無念を晴らすために、仕事人も殺すのです。

救うのではなく、復讐する。

全てをお見通しではないことが、より世の中の闇を顕にしていると思えます。


2.笑のまざる部分

有名なのは、婿殿と家族の場面です。

それ以外にも、さすが喜劇俳優というだけの演技を藤田まことが挟みます。

思いテーマを払拭するこの部分も、全体を魅力的にさせているのだと思います。


3.みんな普通に戦っても強い

たとえば、中村主水は昼行灯なんて呼ばれてますが、実は剣の達人です。

古い作品だと、切りあいも演じています。

このギャップも中村主水の魅力です。

その他も、素手で十手倒したりできます。

人を殺すことが可能になるには自分自身も強い必要があるのは頷けます。


4.笑っちゃうほど多彩な武器

剣など切るや頚椎を刺す、吊るす系は有名です。

しかし、大砲みたいなものや、背骨折ったり、多彩なものも利用します。

紙ふぶき飛ばして上向いたら、死んでたり・・・。

とにかく奇抜です。。。



一度、全話見てみたいですが、時間がないのでやめときます。


終わりに、名役者藤田まことさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。



少し構えてみたほうが良いかも知れない・・・映画です。

映画「ゴールデンスランバー」


とっても、エンターテイメンな映画です。

早い展開に、複雑な人々の動きと心情、ノスタルジック。。。

でも、きっと評価は分かれる作品だと思います。

なぜなら、見方によっては、思い出に浸ってる幸運な男が逃げまくる映画だし・・・。


宣伝に流れた「オズワルドにされるぞ」の言葉通り、主人公は首相暗殺犯に仕立て上げられるわけですが、

方法がとっても周到です。

とにかく、情報を虚実ないまぜにしながら操りまくっております。

これがほんとにスゴイ。。。

見てみるときっと分かりますが・・・これをやられたらアウトだなってことを全てやってます。


この作品では、二つの相反する言葉が一人の男から発せられ、大きなテーマになります。

それは、「信頼は人間の最大の武器」と「もっと疑え」ということです。

道徳の授業なんかでは、聖人君子の活躍から、信じあえば必ず上手くいくことが示されます。

でも、社会の授業では情報社会の問題点として、あふれた情報を取捨選択しきる目が必要だと教えます。

学校の授業だって、これだけ混乱してるってことです。

この作品の中では、目の前にいる人、友達への信頼が、弱点にも武器にもなります。

しかし、社会に溢れる情報が大きな敵になります。

何を信頼して、何を疑うのか・・・そんなことを考えながら見ると、楽しいような、面倒くさいような・・・。

そんな今の社会の問題点と強さを見せてくれる作品でもあります。

ここにもブログをはじめたくさんの情報が溢れていて、しかも真実かどうか全く分かりません。

直接会った人も、目で見たことも、疑わなければならないかもですよ・・・。


あと、ビートルズがいっぱい出てきます。

僕は、ビートルズ世代ではないですが、知ってる人も知らない人も、音楽を聴く気持ちで行くのもアリです。

知らない人には新鮮だと思いますし、知ってる人には懐かしい?と思います。

とにかく、作品の演出として素晴らしい効果を持っています。


単純にエンターテイメントとしても、社会派ドラマとしても楽しめる映画です。

でも、きっと評価が分かれる映画です。

僕は好きな映画でした。

見てみればいいと思います。