向かい風

冷えた風の中に熱してゆくものがある。

命そのものが、その姿を垣間見せるとき。

 

王佐ノ才

王の存在を前提とする。太陽を失えば月は光ることができない。
 

そのとき、その場にだけある歌は、いつでもそこに満ち溢れている。

聞えなくなってしまうことはあるにしても。
 

「呂布奉先 飛将伝 (終末のワルキューレ)」から

勇気とは得るものではない、ただそこにあるものだ。

 

連ねられた文字列が途切れ、消失した空白にふいに夢は現れる。

書かれることがなかった個所に、書かれたがっていた文字列が。
 

論理

座標軸が瞹昧なら、論理は存在することができない。

あとは、その座標軸が何次元にまで及ぶかだ。

 

ベンチ

通りかける人々に、いつでも笑顔を向けてくれている。

いつもその前を通り過ぎてしまうのだが。

 

居場所

闇の中で黒は見えにくく、明るい中で白いものは見えにくい。

 

自分の足跡

それが気になれば、そこに立ち尽くすしかなくなる。

 

旅情

故郷という圧倒的な存在への、ひとときの離反。

故郷は、その思いを見てほほ笑むのだろう。

 

 

 

 

 

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