夕暮れ時

昼には快晴だったがいつの間にか、雲が広がっていた。

激しい太陽光を覆い、緩やかにまどろんでいるような雲が。

 

表現

心情を凝縮させて有機的な骨格とする表現もあるし、無機質な骨格に心情をまとわせる表現もある。

 

波打ち際

潮騒が響く中、海鳥が仲間を呼び合っている。

飛びながら、突然絶命して落下する鳥もいる。ぎりぎりまで生きているのだ。

波打ち際に突き立てられた、錆びかけた太刀。
 

落ちつく

文字通りには、「落ちてどこかにつく」という概念だ。

「上る」のではなく「落ちる」のだ。

それ以上落ちないなら、そこに安定があると言える。
 

コミック

理想の象徴化が、日常的な会話文の中で自然になされ、それは誰にも分る形で昇華されている。

普遍とはそんな場所にあるのだろう。

善悪を超える価値感が当たり前にあるから、普遍なのだ。

 

高み

そこが落ちつける場所でないことは、間違いない。

 

キマイラ

成長において、すべての要素がバランスよく成長するなどありえない。

必ず、より成長できる箇所と、なかなか成長できない箇所が出てくる。そしてその全体が個性となる。

しかしあまりにも成長速度に相違が出るとキマイラ化する。

「成長した形」という点では、同じことなのだが。

 

境界

夜半には、兵卒たちの故郷の歌が悲し気に聞こえてくる。

境界の構成要素というもの。

 

落ちつける場所

城壁の中にも、水辺にも落ちつける場所はあるだろう。

表層の奥に恐怖が潜在する場所に。

 

風の強い日。

高く叫んでいるような、空いっぱいの雲。