5億年の時間軸の中に隠れるエルフたちは語りかけてくる - 日立市 小木津山自然公園

 

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日立市の小木津山自然公園を歩いた。久しぶりなのだが、ここは去年の9月頃から閉鎖状態になっていた。

いまも駐車場は閉鎖されたままだからクルマでのアクセスはできないが、園内は限定的に閉鎖解除されている。

 

このあたりは、近年パワースポットとして知られるようになった、同じ日立市の御岩神社と同様、5億年前のカンブリア紀の地層がそのまま露出している。

それぞれの緯度はほぼ同じで、直線距離は7km程度。地図で見るとほぼ真横方向に位置する。

 

なぜ唐突に御岩神社を持ち出したかというと、この公園には、どこか神社に似たような独特の”気”を感じるのだ。

決定的な違いは、御岩神社には結界が存在し、小木津山自然公園に結界は存在しないということだ。

 

だからすべてのモノが自由に往き来できる。そうして自分もまた、それらのモノの内の一つなのだ。

 

5億年前に形成された岩の間に隠れている異形のエルフたちは、いつでも語りかけてくる。

「よう、弟、久しぶりだな!」「だ、だれだ、おめ」

いや、もちろんそういうジャンルの専門家でもないから、「勝手なことを言い放題」にすぎないのだが。