木漏れ日の中、龍神の息吹きがすべてのものに生命を与える - 日立市 御岩神社
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日立市の”御岩神社”、および常陸太田市の”春友彫刻の森”をめぐった。
御岩神社の創建年は不明だが、縄文時代の祭祀跡が発見されたり、 西暦721年に成立した常陸風土記に、この地に「天つ神鎮まる」と記述されているように、”御岩神社”として成立する以前からこのエリアは聖域だった。
御岩神社の境内は湿潤だ。あちこちから湧いた水が集まり、せせらぎとなって森深い境内の中を流れている。
主要な祭神である「立速日男命」は水神説や雷神説があるようだが、それらの共通点を考えれば龍神なのだろうと思う。
近年、パワースポットとして知られるようになった御岩神社だが、不思議現象は何回か見ている。
有名な「空に伸びる光柱」は見たことがないが、空で光が横に帯状になって、日立市街方向に波のように寄せてくる光景を見たことがある。
最初、何だろうなと思っていたのだが、寄せてくる方向が御岩神社方向だった。
なんとなくだが、それらのすべてが生き物であるかのように感じる。
カメラを持ち出し、写真をパシャパシャ撮っていると、しばしば生き物の写真を撮っているような気分になるのだ。
それなら、御岩神社だけでなく、近隣の”春友彫刻の森”の彫像や川の流れも、生き物の写真としてシャッターを押し続けた方がよさそうだ。
建物のガラス面に不意に自分の姿が映る。それも、見たこともない生き物が出現したかのように思えてしまうから、なんだかまずい方向に進みつつあるような気がしてしまったりする。