古代から龍神の眠るエリアに陽光は射し、彫像は語り始める - 日立市 御岩神社

 

使用レンズのご紹介リンク


 

日立市の”御岩神社”、および常陸太田市の”春友彫刻の森”をめぐった。

御岩神社の創建年は不明だが、縄文時代の祭祀跡が発見されたり、西暦721年に成立した常陸風土記に、この地に「天つ神鎮まる」と記述されているように、”御岩神社”として成立する以前からこのエリアは聖域だったのだ。

 

御岩神社周辺には5億年前のカンブリア紀の地層が露出している。

カンブリア紀は地球上の生物の劇的な転回点にあった期間と言えるのだが、そこに天つ神が鎮まっているのだ。

 

駐車場には他県ナンバーのクルマも少なくない。境内を歩く人たちの圧倒されたような表情を見ることはあっても、笑顔を見ることはあまりないように感じる。

ともかく、立ち上る”気”が凄まじいまでに半端ないと感じるのだ。

 

川に沿った春友彫刻の森公園は、小規模で素朴な公園だ。

一度、地元の絵画クラブ?の人たちが、ここで写生をしていたのを見たことがあった。

写生自体、子どもの頃にやった記憶があるだけだから、なにか新鮮な気がしたものだった。

 

常陸太田市の里山めぐりの際はここに立ち寄ることがあるのだが、御岩神社とつないだのは今回が初めてだった。

つなぐエリアが異なるほど、なにかが撹拌されるという感覚が強く湧くのだ。