ダム湖と海を結ぶ川辺のエリアで変貌し、移り行くもの - 日立市北部

 

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天気は曇天。ときどき間違えたように青空が見える。

日立市の北部をめぐった、具体的には十王ダム/パノラマ公園、創建が西暦807年とされる法鷲院、それに川尻海岸だ。

 

この三ヵ所は、受ける印象がまったく異なるにも関わらず、互いに近隣にある。

ダム湖からの川は、法鷲院の前を経て川尻海岸に至る。始点のダム湖と終点となる海岸は、直線距離でおおよそ4km程度だ。

今回、流れに沿ったルートをたどったのだ。

 

気温も上がった。しばらく歩くと、もっと薄着でも良かったかと思えてくる。

いや、これ以上薄着になるとTシャツ姿になる。そういう目立ち方はしたくない。

 

場所が変わると気分が変わる。「居は気を移す」と、確か孟子が言っていたと思うが、居住するということに限らず、さまざまな場所に一時的に居るだけでも気は移ってゆく。

 

隣接する場所をめぐり、短時間の内にそれぞれの場所で気が移ってゆくのも、なかなか楽しいのだ。