MAMIYA-SEKOR ZOOM C 55-110mm 1:4.5 N
マミヤセコールの645中判カメラ用のズームレンズだ。
発売は1980年ごろだろうか、型式にNが付くから、マミヤ645レンズシリーズとしては第2世代のレンズになる。
645用レンズの焦点距離55-110mmは、写り込む範囲が35mm換算で×0.6程度になるから、このレンズの換算値は33-66mmだ。
当時、35mm一眼レフカメラの標準ズームとして、35-70mmという焦点距離のレンズが各社からラインナップされていた。
このレンズも、645中判レンズとして同じような位置付けにあったのだろう。
55-110mmという焦点距離は、35mmカメラで使う場合、なんとなく中途半端感?がある。しかし中望遠ズームとして、なかなか面白い焦点距離だと思うのだ。
中判用レンズには、立体感描写にすぐれるレンズが多いと思う。この中望遠ズームはどのような描写を見せてくれるのだろうか。
天気予報は雨。
それなら近隣の英国式庭園にでも行ってみようと思った。雨の描写も面白そうだと思ったのだ。
到着した時には雨が上がっていた。(^^;
曇り空の下の、コントラストの低いシークレットガーデン。どんな状況でも、その状況だけが見せてくれる絵はあると思うのだ。
Mozart / Piano Concerto No. 19 in F major, K. 459 (Anda)