森の木々に覆われていたエルフたちは、再会するために現れる - 那珂市 茨城県植物園、県民の森
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那珂市の茨城県植物園および県民の森をめぐった。北関東は例年に比べ暖かいとは言っても、それにしてももうすっかり冬景色だ。
そもそも冬至すらとっくに過ぎている。光陰矢の如し。いや、あまり”矢”でなくてもいいのだが。
落葉が進み、緑に覆われていた木々の幹や枝の、幾何学的な構造がふたたび姿を見せる。
もちろん、これまで見えなかったからと言って、無かったわけではない。
あくまでも”再会”だ。
季節が変われば、あちこちに姿を見せる森のエルフたちも入れ替わってゆく。
寒いのが苦手なやつもいるし、寒いのが大好きなやつもいる。覆われた中にいるのが好きなやつもいれば、開放された明るい中にいるのが好きなやつもいる。
森は冬風と開放された明るさの中に広がっている。昔からのお馴染みだ、そこで繰り返し再会するのだ。
