【白黒写真】 標準レンズで拾った2023年11月の絵

 

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「2023年11月の、1ヶ月間の印象」の組写真だ。組写真と言っても枚数が枚数なのだが、すでに月末の恒例行事?となっている。
 

今年は11月8日が立冬だった。

季節を跨がる月は風景の変化も大きく、被写体は多様になるはずなのだが、モノクロ写真の場合、多様性は多様な色彩がもたらすわけではない。

 

色彩が複数あれば、それぞれに「合う・合わない」という相性問題?は必ず出てくるだろう。

しかし相性などお構いなしに、どんな色彩とも合うと言えるのが白と黒だ。

それならそんな特殊な二種がタッグ?を組んだら、その組合せがもたらす多様性は途轍もないものになりそうだ。

 
現在、AIが注目されている。たとえば「色彩が人に与える心理的影響」がデータ化されれば、AIは「心の状態に影響を与えるような画」を生成するだろう。

 

しかしモノクロームの世界には、そもそも有彩色が存在しない。データの前提になるものが存在しなければ、もちろんデータ化はできない。

「白と黒という、どんな色彩とも合うものがデータ化を拒否する」のだ。

まったく、謎だらけで万華鏡状態だ。

 

いや、まあいい。(^^;

1ヶ月の印象と言っても、それだけの日程的なスパンがあればいろいろなことが起こるものだ。

突然呼ばれた飲み会の翌日あるいは翌々日、喉がすっかり枯れた?状態などまで含まれてくるから、当然、眼前の風景の受け止め方も一定のものではなくなる。

そうしてそれらの総体が、その月の印象になる。まったく万華鏡状態?も加速するというものだ。