陽の当たる場所に龍の姿は垣間見え、そこに虫たちは群舞する - 常陸太田市 龍神峡

 

使用レンズのご紹介リンク

TEFNON ZOOM 1:5.6 f=75-300mm MACRO (TEFNON)

 

 

常陸太田市の龍神峡を歩いた。ずいぶん久しぶりだと思いつつ、調べてみたらなんと2年ぶりだった。龍神ダムから亀ヶ淵までの往復おおよそ7km?を、ダム湖に沿って歩くのだ。

行きと帰りでは見える風景も異なってくるから、「同じ道の帰りに新発見した」などということもあって、なかなか楽しめる。

 

ここのダム湖は地図で見ると形が龍に似ているのが面白い。ダムが頭部、亀ヶ淵が尾部にあたる。全長3500mの龍だ。

しかしダム湖に沿ったルートのほとんどが木々に覆われているから、歩行中、龍の姿が常に見えるわけではない。むしろ、あまり見えない。

 

撮影をする場合、木々の隙間からわずかに水面が見える位置を見つけ、その隙間から撮影することが多くなるから結構マニアック?だ。

ダム湖に沿った道とダム湖の間は、硬い岩でできた断崖だ。そんな断崖も木々に遮られており、近づいてガードレール越しに覗き込まないと、断崖とは気がつかない。

龍はそんな場所にいる。

 

木々が遮っていない陽の当たる場所で、羽虫が光を受けて群舞していた。身体に止まってきたのを見たら、なんとテントウムシだった。

テントウムシも群舞するのかと意外な気がした。

群舞ごとに種類が異なっていた。星が二つある黒地のやつや、星がたくさんある橙色地のやつにさんざん止まられた。(^^;

 

そう言えばここでは以前、黒い蝶の群舞を見たこともあった。

もちろん、いつもそういったものを見られるわけでもないが、「何かが起こる」という感覚は胸熱レベルで楽しいことと言えるだろう。