雲一つない快晴の日、旧市街地は光と影の中に - 常陸太田市 鯨ヶ丘、馬場八幡宮

 

使用レンズのご紹介リンク

C.C Auto Petri 1:3.8 f=135mm (PETRI)

 

 

雲一つない快晴だ。いや、まったく完璧に雲一つない。光と影のコントラストが途轍もなく高い。

ということで、常陸太田の旧市街、通称”鯨ヶ丘”と馬場八幡宮をめぐった。

 

実は今回持ち出したレンズ、ペトリの135/3.8はご紹介リンクにあるものとは別のもので、後日入手した2本目だ。

ご紹介した1本目の個体はレンズが白濁していた。硝材の表面がやられていたからどうにもならない。

 

で、そんな状態のまま使って、フォトショップでコントラスト補正を行ったのだ。

それはそれで独特の絵になるという面白さはあったのだが、このレンズの名誉のために、今回は完全体?のものを使った。

 

光があまりにもハイコントラストな状態では、露出補正をしたところで黒潰れや白飛びを抑止することは困難だ。

結果、ニュートラルな写真を撮ることをあきらめるしかなくなる。

安物扱いされてきたペトリレンズが、こんな状況に対してどこまで意地を見せてくれるか、胸熱というものだ。

 

もちろん、写真閲覧用BGMはローリング・ストーンズのニューアルバム(10/20 発売)からのものだ。ミック・ジャッガー、80歳。

黒潰れと白飛びを越えて、描かれるものは必ず広がっている。