人の手の入ったエリアに、野生の風が運んでくる笑顔 - 那珂市 茨城県植物園および周辺

 

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那珂市の茨城県民の森と県植物園、それに近隣の筑波神社に立ち寄った。これらのエリアもまた被写体が非常に多いエリアだ。

 

茨城県植物園は県民の森に隣接している。県民の森が野生を強く感じさせるエリアであるのに対し、植物園は人の手が入った対照的なエリアと言える。

もちろん県民の森にも手が入っているのだが、こちらには数年間放置すれば森に飲み込まれてしまうであろう、ぎりぎりの雰囲気がある。

 

植物園には熱帯植物園がある。巨大温室の中に、どこか神秘的な雰囲気を持つ蘭の花が咲いている。しかしいつも温室の中にあるかと言えば、この季節には一部の蘭が温室の外に置かれている。

野生そのものであるエリアに隣接した場所で、野生の世界から流れ込んでくる大気に触れているのだ。それがなんとなく楽しい。

 

植物園内には、TVドラマの影響で脚光を浴びている牧野富太郎博士の、研究内容や写真が展示されている。

どの写真を見ても、彼は学者らしくなく笑顔を見せている。大笑いをしている写真すらある。それを見れば誰もが一緒に笑顔になってしまいそうだ。

 

元プロ野球のスラッガー、清原和博氏が少年野球選手にこうアドヴァイスしていた。「練習は苦しく!、そして試合は楽しく!」。

牧野富太郎博士にとって、研究を進めてゆく作業は、常に試合だったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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