中世からの道に、さまざまな気配は残っている - 笠間市 笠間稲荷神社および周辺

 

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笠間市の笠間稲荷神社と周辺をめぐった。

笠間稲荷神社は創建が西暦651年とされ、当時はクルミの森の中にあったそうだ。クルミの森と言うのもなんだか珍しい。

これも諸説あり、クルミの大木の下にあったなどの説もあるようだが。

 

笠間稲荷周辺は、いつも明るく賑わっている。ほぼ隣接するように日動美術館があり、その先は森の中の道になる。

古い町並みには独特の深みや濃い雰囲気があるのを感じる。明るい賑わいと深みが重なり、独特の空間となっていると思うのだ。

 

中世から続く古い街だと、訪れた人の数もかなりのものになるだろう。敵対してきた人たちの一族も、知らず同じ道を歩いているのかもしれないと思うと、なにか不思議だ。

とくに目的も持たずにめぐれば、中世から同じ道を歩いた多くの人の気配はまだ残っているのだ。