TEFNON ZOOM 1:3.2-4 f=35-105mm MACRO

 

 

 

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テフノン(小堀製作所)の標準ズームレンズだ。
製造は1980年代の前半だろう。製造元の小堀製作所は派手なメーカーではないが、会社創業は1925年であり、現在も光学機器メーカーとして活躍している歴史あるメーカーなのだ。

このレンズはいわゆるサンゴーナナマルの次の世代のレンズと言え、望遠端を105mmにまで伸ばし、3倍ズームとしている。

 

それにしても驚いたレンズだ。写りが非常に良いのだ。

シャープネスは言うに及ばず、ボケも、このクラスのズームレンズの中では他社製レンズと比較しても、まずまず優れている部類に入るだろう。

 

特筆すべきは描写の立体感だ。トーンも豊かでローキーに露出補正してもシャドーがなかなか潰れない。

逆光に弱いのがほとんど唯一の欠点だろうか。

このレンズは内部に薄曇りがある。つまりハンディを背負っていると言えるのだが、それでもなお、同時代の一眼レフメーカーが開発したズームレンズをも凌ぐと思える写りを見せるのだ。


テフノンレンズが世に登場した時期は、サードパーティではタムロン、シグマ、トキナーなどがすでにシェアを押さえていた。後発組がそこでシェアを得ることは難しかっただろう。
そのためテフノンは、低価格路線でシェアを得ようとした。安く売って、性能が認められればシェアを伸ばせると踏んだのだろうと思う。

しかし低価格路線ゆえに、ユーザーはテフノンレンズに対し、「安かろう悪かろう」的な先入観を持ってしまったように思う。
いまでは、状態が良いレンズでさえ低価格の値札を貼られてジャンク箱に入っているのだ。このレンズの描写からすれば、ちょっと残念に思う。



気温は上がり、いよいよあちこちで芽吹きが見られるようになってきた。
このレンズとは、ひさしぶりに副将軍家の、梅の花咲く庭園をめぐろう。近隣に住んでいた助さんも、春には梅の花を眺めていただろう。
水辺にある庭園をめぐり、春の気配を切り取って来よう。

 

 

 

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Richter plays Bach: WTC1 No. 13 in F sharp major BWV 858

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