花火 2023 - 日立市
 
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2023年の花火大会が終わった。いや、身近な範囲でだが、具体的には日立市の河原子海岸と会瀬海岸での花火だ。
例年通り、花火から直線距離で2km程度離れた山の中腹から、焦点距離500mm固定でバルブ撮影した。撮影方向は花火のほぼ真横方向からになる。
 
この焦点距離だと画角がわずか5°だから、画面のどこに花火が入るか、ある程度見当をつけても、どうなるかわからない。
通常、写真撮影を続けていれば、それなりに撮り方のコツのようなものを身につけることができるだろう。
しかし花火撮影の場合、撮るほどに習熟するということは無いように思う。運次第だからだ。
 
当然「出たとこ勝負」という、なかなか胸熱な撮り方になる。さらに風の影響など様々な要素が出てくるから、毎年「運試し」で撮影しているようなものなのだ。
 
最初の一発のドン!という音で、あちこちで犬がギャーギャー喚き出す。犬も大喜びなのだろう、「困ったものだな、こやつら」とか思う。
音は遅れてやってくる。前の花火の音が、次の花火の光に重なることもあるから、音環境?もなかなか複雑なのだ。
 
花火撮影を始めてから10年ほどが経つ。これもまた季節のランドマークの 定位置に収まっているのだ。